キャン´ さんの感想・評価
4.8
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
池袋を舞台とした非日常な日常
【あらすじ】
東京・池袋。
都会の非日常に憧れる少年・竜ヶ峰帝人(りゅうがみねみかど)は、幼馴染の紀田正臣(きだまさおみ)の
誘いもあり、地元を離れて池袋にある来良学園に入学することに。
正臣曰く、池袋に住む上で敵に回してはいけない存在が何人かいるらしい。
特には、喧嘩上等のチンピラ・平和島静雄(へいわじましずお)と、趣味で情報屋を営む
折原臨也(おりはらいざや)の二人。
そして、奇妙な組織体系を取る詳細不明のカラーギャング“ ダラーズ”。
上京した初日、そんな正臣の話に不安をおぼえた帝人が目撃したのは、
漆黒のバイクを駆る都市伝説“ 首なしライダー” だった・・・・・・。
さらには連続通り魔事件や池袋に根付くカラーギャング“ 黄巾賊”の存在まで浮上し、池袋の街が壊れてゆく――。
(公式HPから引用)
{netabare}
感想はとにかく一話が濃いです!!
帝人とその愉快(?)な仲間達の色々な視点から見た物語、キャラ同士の
関係性は話が進むにつれて濃くなっていく…
池袋では黄巾族と呼ばれるカラーギャングが街を蔓延る中で
色を持たない組織が存在する。それが’ダラーズ’で
数年前から頭角を表してきたカラーギャングである。
そして、池袋を巻き込んだ抗争が勃発する…
仲良し三人組の帝人と正臣、杏里はお互いに隠している姿がある。
帝人はなんとダラーズの創始者でありリーダーである。
数年前、とあるコミュニティでダラーズの結成が行われた。
それがダラーズ結成の秘話である。
そして、帝人が池袋へ上京してくるときには既に噂は広まっていた。
「色のないカラーギャング」として…
一方、正臣は同じくカラーギャングのリーダーで「黄巾族」の’将軍’の
立場にある。しかし、過去に「ブルースクウェア」と呼ばれるカラーギャングとの抗争で恋人・沙樹が人質にとられた挙句、彼女をリンチから救出できなかった自分を責め、自虐的に「黄巾賊」を抜け、沙樹とも別れた。事件に裏で関係していた臨也を嫌悪しており、帝人が彼に関わることを良く思っていない。
そして、杏里は5年前、父に絞殺されかけた際、当時の「斬り裂き魔」であった母・園原沙也香(そのはら さやか)が父を殺して自らも自殺した後、残された妖刀「罪歌」をその身に宿している。本来「罪歌」を宿した者はその思念に耐え切れず発狂し憑衣されるが、杏里は罪歌の思念を受けていながら額縁の中のものとして見ることによって自我を保ち、罪歌を制御している。
お互いに素性を明らかにせず後に起こった事件の当事者達に
なるのである。
{/netabare}