ruuse さんの感想・評価
2.3
物語 : 1.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 1.5
状態:観終わった
なんだかな・・・
この作品のファンの方にはごめんなさい
先に謝っておきます。
最初から最後まで
泣かせてやろう感が半端無くて
かなり引いた
世代的に私の方が上で知人の死の経験が多い事と
医療関係に在籍していたからだと思うのだけど
友人の死がここまでメインキャラの成長に影響するのは過剰演出としか思えないし
「あの頃」というには若すぎるキャラ達の背伸びした痛々しさ
かといって成長とは色々な事を経験していくからこその成長であって
この年代であの頃の自分はこんなんじゃなかった的な思想は
本来の成長には邪魔にしかならないんじゃないかなと感じてしまう。
いったいこの作品を通してなにを伝えたかったのかが見えてこない
これでもかという泣かせ演出・大袈裟な苦悩を出してきた割にはなにを言いたいかわからないまま終わってしまって
ええ~!これで終わり?とおいてけぼり感覚が残ってしまった
震災時に被災者の方々に「泣け!そして視聴者泣かせろ!」とでも言いたげな
過剰インタビューをしていたインダビュアーを連想してしまってとてもじゃないけど楽しめる・考えさせられるとはかけ離れた作品だった。