退会済のユーザー さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
心が洗われる
大きいけど気弱な一年生、まさや君。
小さいけどしっかり者の二年生、あきよちゃん。
そんな可愛らしい二人の小学生が中心となって進むほのぼのストーリーです。
こういうのは大好きです。
しかし原作は全然知りませんでした。
まず目を引いたのがあきよちゃんが登校でまさや君を迎えに来た場面。
よく動くので落ち着きの無さが表れていてまさに小学生!って感じでした。
となりのトトロを彷彿とさせるシーンでした。
それから暗い道が怖くて苦手そうなまさや君なのですが、まさや君視点の暗い道の演出がなかなか迫力があって良かったです。
アニメーションでの子供目線で映る世の中の表現というのは、大体がダイレクトに伝わってくるので新鮮で面白いです。
まさや君なりの大冒険をして結局はあきよちゃんに助けられましたが、最後お母さんと会った時のシーンから、人としてとても成長したのだと思います。
良い作品であったことは間違いないのですが、気になったことが一つ。
終盤のあきよちゃんの台詞がとても小学2年生が言うものではない!
しっかりしすぎていました。
しかし終始子供の可愛らしさはあったし、第一アニメにそういう突っ込みは不粋かなとも思えます。
最近やたらめったら涙腺が弱くなってしまったので3箇所くらい泣いてしまいそうになる場面がありました。
自身の生活に嫌気が差したりしたら、折角ならアニメで、どうせならこういう作品で心を癒されたいものだと思いました。