Baal さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
真に引っ張る存在とは・・・
満田拓也の漫画『MAJOR』を原作とした作品の
第6シリーズです。全25話、原作未読。
ずっと星評価のみで文章を書いていなくて、内容が
変な所があるかもしれません。
ワールドベースボールカップの興奮も冷めやらぬ中
メジャーリーグはそろそろ開幕しようとしていた。
開幕してそんなある試合で吾郎は{netabare}とある選手の頭に
デットボールを当ててしまう。それからの試合で吾郎は
ボールを思うようにコントロールできずストライクを
投げられなくなってしまう。それはイップスという一種の
障害である可能性があると診断{/netabare}される。吾郎は
チームを引っ張る存在であるというのは一体なんなのか
を考え、その先に進もうとするのだった・・・
このシリーズは後半に連れて勢いが失われていっていると
第5シリーズの感想に書いたのですが、前言撤回です。
第6シリーズは打って変わって面白かったです。WBCから
またメジャーリーグの方に帰ってきて、チームの中心を担う
ようになりつつある吾郎がまた過去の記憶との現在の出来事
が相互作用を起こして大きな壁にぶつかってしまう。
それでもその治療にイライラしつつも乗り越えようとしていく。
それは自分のためであり、チームという大きな存在の力で
あるという責任を果たすためであって、強い信念をもって
再び立ち上がろうとするのはやっぱりこのシリーズだと
思えて、とても良かったです。
第6シリーズまで通して150話ほどですが、第1、2,3
シリーズには及ばないもののそれと同じものを感じれる
第6シリーズだったと思います。
この作品のシリースでは第5シリーズ以外は私は好きかなと
思います。
OPがカバーでしたが最終話にロードオブメジャーの
真の「心絵」を聞けて良かったです。
◆個人的点数評価 73.815点