photon さんの感想・評価
2.8
物語 : 2.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
二つの意味で
懐かしい作品
九州弁の懐かしさと科学、哲学の懐かしさがある
ホムンクルスや二元論に関してはカルテジアン劇場に関する記述で初めてその概念を知った
それが10年前になるのだから懐かしい
ざっくり言うと人間は精神と肉体から成る、という二元論(実体二元論)について僕は今でもやや否定的な考えを持っている
ただ、デカルトが何人もの学者によって論駁されているからということの影響は大きいと思う
数的優位性を持つものに流され易いという傾向は多かれ少なかれ誰にでもあるわけで
松果体よりも扁桃体が広くピックアップされ始めたのは20世紀末頃からだと記憶しているけれどもしかすると誤っているかも知れない
昔話はさて置き、話の筋は過去の事件の真相を明らかにするというどこにでもあるようなものだと思う
後は肉付けの為に利用されている科学や哲学を楽しめるかどうかだと思うけれど、僕にとっては懐かしい作品