たんぽぽの花 さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
現代風な電脳世界と現実が面白かったです。
今の世の中インターネットでバーチャル的な物が結構有ります。
この作品はそれを更に進めた感じの仮想世界がOZである。
OZには世界中からアクセスが有り、商売、カジノ、格闘、様々な仮想世界で日々人々が遊んでいた。
主人公小磯健二はあこがれの先輩篠原夏希にアルバイトを誘われる。
それは、篠原夏希の祖母の90歳の誕生日の手伝い&恋人のフリと言う事だったのだが、その夜メールで暗号文が着信、これは小磯健二にとっては得意分野の物で解読するのだが、翌日OZで異変が起きていた。
自分の仮想世界での姿、アバターが何者にか乗っ取られていたのであった。
しかし、それだけの問題では無かった。このプログラムは篠原夏希が作り、
アメリカは実験をOZでした事が判明したが、解決の糸口が見つからない上
他のアバターも次々取り込まれ、それらのスキルでコンピューター関係の物に多大な被害をだす。そして篠原夏希の祖母はいつもなら、電子器具で容体のチェックが出来ていたのに、それが原因とまでは断言できないが、亡くなってしまう。更に追い打ちをかけるように、衛星の軌道修正で落下、落下地点はプログラムのAIが操作するが、AIの所まで行くには、ハッキングとそrを倒す事が必要となる。篠原夏希は最後の勝負に花札で勝負を挑むが、
残り74点でレート不足に落ちる、、その時世界中の人のアバターが味方になってくれて、これを打倒する事になる。1歩間違えれば核戦争や原発事故にも繋がる事だけの事件だけに、報道にもあまり深くは公表されなかったが
2人で本当にその脅威から日常を守ったのであった。
たった2日間の出来事なのだが、一生に2度3度あるような事ではない。
もし、私が彼らの立場ならたぶん逃げてしまうと思います。
本当に面白かった作品です。2時間ですが、見応えは十分保証します。
ぜひご覧ください。