Lovin さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
見た感じ
■概要{netabare}
原作:「ロードス島戦記」
原案:安田均
著:水野良
原作キャラクター原案:出渕裕
監督:鈴木行
脚本:赤尾でこ、高橋ナツコ
キャラクタデザイン:アミサキリョウコ
スペシャルサンクス:あかほりさとる
制作:スタジオディーン、スタジオ雲雀
話数;1クール全13話
主題歌:「希望のヒカリ」
by 木戸衣吹&山崎エリイ
{/netabare}
■感想
原作ライトノベルは未読でTV放送を視聴。「ロードス島戦記」を啓蒙する話。
コンプティークの現在は知らないが、PCやアーケードゲームが全盛の時代に、ゲーム雑誌として販売されていた頃、モノクロの紙面に連載されていたTRPG(テーブルトークRPG)の実況記事が発祥の小説である「ロードス島戦記」を啓蒙しようとしている、と第一話で話していた。
確かパーンは剣士、ディードリットはエルフの剣士か魔法使いではなかっただろうか。キャラとしては二人くらいしか覚えていなかったが、頭に皿を乗せたようなクレリックも居たような気がする。当時は私もD&DというTRPGをプレイしていたが、GMを務める人間が捕まらず遅々として進まなかった記憶がある。
で、肝心の内容はというと、正誤については私も忘れているので指摘は出来ないが、私の淡い記憶と概ね一致している。ふざけた構成にはなっているが、ロードスについて語られる事柄については真面目といってよいと思う。
それに、2分作品であるにも拘らず、割と細かに説明しているし、パーティのメンバーも1話当たり1人追加されていくので、テンポは速いものの少なくともキャラに関しては十分な啓蒙っぷりだと思う。そして思いの外笑えた。
なお最終話ではOVA版の本物のパーティが登場するが、これについては未視聴なのでコメントできない。
■蛇足{netabare}
当時この雑誌には袋とじがあり、若者の心を駆り立てる何かがあった。
そしてロードス島戦記では灰色の魔女というのをやっていた(というのが作中で語られていて安心した)。
エルフ=森設定はロードス発祥だったのか、これは勉強になった。
{/netabare}