退会済のユーザー さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
テレビ未放送「まれびとの祭壇」を視聴してみた!
番外編・テレビ未放送、15話「まれびとの祭壇」。
てっきり「廃墟船団」のようなレドたちの番外編かと思っていたのですが、なんとなんとクーゲル中佐が地球にたどり着いたときのお話でした。
最終話でどうしてクーゲルとストライカーはあんな風になってしまったのか、ということが書かれていて、これ見ないと二人・・(一人と一体?)のこと全然わかんないじゃん!と思いましたねw
~あらすじ~
{netabare}
クーゲル中佐が最初に出会ったのは、海賊船団の末娘のリナリア。末娘なのに後継ぎに選ばれたことから姉たちの反感を買ってしまいます。姉たちからの奇襲を受けていたときに、ストライカーとクーゲル中佐が現れ、敵を一掃してしまうわけです。
リナリアはクーゲルとストライカーを空神様として崇めます。ある日、姉や海賊たちが海神様と崇めていたヒディアーズを空神であるクーゲルとストライカーが倒したことから海賊全員が二人を崇めるようになるのでした。{/netabare}
「総評」
{netabare} 人は誰かを崇めることで団結し、でも、どこかのねじが外れると一気に崩れてしまう。世界中の歴史がそれを語っていますよね(汗)
今回この話ではねじというのはリナリアの死でした。
それにしても、(失礼ですが)美しい死に方でした。最後の言葉が「きれい」だなんて、とても幸せじゃないですか。
なんだか私まで泣きそうになりました。
リナリアの死を受け入れられないクーゲルにストライカーが「地球は銀が同盟と同じ定義だ」ということをいい、心の隙に付け込んでいきます。
そして、結果銀が同盟と同じ道を歩むことになってしまったのがとても悲しかったです。
「出会い」が違うことでレドとクーゲルはこんなにも変わってしまった。やはり、「出会い」というのは大切です。{/netabare}