Ka-ZZ(★) さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
イニシエーターに救いはあるのか・・・?
この作品は原作未読、事前情報無しで視聴した作品です。
突如世界中に出現した謎の寄生生物である「ガストレア」・・・彼らとの戦いに破れた人類は、ガストレアに効果のあるバラニウムという金属で壁を作り、その壁の中での生活を余儀なくされていました。
そして、10年後・・・壁の中に侵入するガストレアを排除するために組織された民間警備会社の一つである「天童民間警備会社」で働く主人公の里見蓮太郎と、イニシエーター、もとい相棒の藍原 延珠(あいはら えんじゅ)が、ガストレアに襲撃され・・・ガストレア化した一般人を相手にするところから、物語が始まります。
延珠ちゃんの登場シーン・・・最初から可愛すぎです(//∇//)
私は現実では決して幼女好きではないのですが・・・アニメの作品だとこんなにも可愛らしく見えてしまうのは何故なんだろう・・・と自問自答するくらい、1話目から延珠ちゃんには色々と持って行かれてしまいました(//∇//)
延珠ちゃんを始めとする一部の子供たちには、運命に枷をつけられています。
その枷は生まれたときから既に嵌められているもの・・・
枷による恩恵が無いわけではありませんが、むしろ枷を持つがゆえに迫害されたり、他の子供たちと同じように扱ってもらえなかったり・・・
というケースの方が多いようです。
でも、ガストレアを倒す人類の唯一の希望でもあるんです・・・
その希望に近づくためには、それ相応の代償が必要になるのですが・・・
枷がバレて友達がいなくなって・・・それでも人類の希望とか言われて・・・
小さな子供にそんなちぐはぐな事を言っても仕方無いのに・・・
延珠ちゃんたちが悪いわけじゃないのに、どうして人間ってこうも身勝手なんだろう・・・
こんな事を考えながら、この作品を視聴していました^^;
イニシエーターに選ばれた子供たちは、プロモーターという民間警備会社員とペアを組んでガストレアに立ち向かっていくのですが・・・恐ろしい程、イニシエーターの子供たちはペアを組んだプロモーターに従順なんです。
プロモーターにだって色んな人がいます。イニシエーターを大切にしてくれる人もいれば道具程度にしか思っていない人もいるんです。
その様な人からの無碍な命令でも「マスターの命令は絶対だから・・・」といって、時には死すら選択する子供たち・・・
子供たちを救う手はどこにあるのだろう・・・
こんな事を思いながら視聴していましたが、夏世ちゃん、ティナちゃん、翠ちゃんが登場したあたりからこの思いが更に増したように思います(//∇//)
レビューを書こうと思って何気に1話を見たら止まらなくなって・・・
気がついたら一巡視聴しちゃってる・・・ってことは良くあることだと思うのですが、私にとってこの作品は気がついたら一巡コースの作品でした^^;
オープニングテーマは、fripSideさんの「black bullet」
エンディングテーマは、やなぎなぎさんの「トコハナ」
4話は「忘れない為に」、13話は「忘れない為に for lotus」
エンディングはやなぎなぎさん漬けでしたね^^
black Bulletもトコハナも大好物でした^^
1クール13話の作品ですが、1期の伏線が回収されていないし、原作も連載が続いています・・・
この作品も「タビハツヅク」とか「このままじゃ終われない」的なラストのテロップを期待していたのですが・・・これは残念な結果でした^^;
という事で、2期への期待の高い作品です^^
物語としては全然完結していませんし・・・期待して待っていたいと思います♪