たんぽぽの花 さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
四月朔日が四月一日になって、わたぬき。
使われない漢字と言うより使わなくなった漢字ですね。
そもそも綿を抜いて布団を涼しくする時期にいわれを持つそうです。
ただ、本作品のように四月一日で使うより四月朔日で使う方が圧倒的に多い
名前の特に名字や名前は子供は選べませんから、親が気にするなら今は名前を変える事も出来るので、似た悩みを持っている人がいたら調べて下さい。
本作品の主人公の1人で四月一日君尋は霊感が強く、日頃よりその手の類に悩まされていた。ある日、通りかかった道に引き込まれるように入り、店主
壱原侑子と出会う、夕子の店は願を叶える店だが、その願と同等の対価を必要とする店だった。普通の人には見えず、必要な人間しか入ってこれない。
別の世界にあるような感じの店だが、訪れる人にはひと癖もふた癖も有る人ばかり、侑子の言う対価は同等なのだが、何故か同等に思えないと感じる事も多い。また、侑子には色々な秘密が有るのだが、君尋は気にしないようだ。そして君尋の願いは怖い物から好かれやすい体質を直す事だったが、いつの間にか、それを受け入れている部分が多く有り侑子のお気に入りになっていた。実際には怖い話が多いのですが、君尋の友達の百目鬼静や憧れている九軒ひまわりなど、様々な面で影響を受けつつ、店のアルバイトとして
今日もお客を案内する四月一日君尋だった。
名前を書き出すと数字の多い名字に気が付く方も居ると思います。
壱原侑子(一)四月一日君尋(四と一)百目鬼静(百)九軒ひまわり(九)
霊感少女で登場した女の子は五月七日小羽(五と七)
何月何日が名字の人は極めて少ない。残る名字であるとしたら
六月一日(くさか)八月一日(ほずみ)八月十五日 (なかあき,あきなか )
などが有る。だが大抵の場合くさかは草香、ほずみは保住、あきなか、なかあきは中秋、秋中と普通名字を変えている方が多いです。
月日の入った名前には引き寄せられる物が多いらしく、四月一日や五月七日は作品中でもそう言う体質で登場している。
あと、HOLICは中毒を意味する言葉で、店の名前にぴったしだな~
原作は、未だに続いています。主人公は四月一日君尋で壱原侑子は消失中である。TVシリーズで話は有る程度終わったのですが、原作の方では続いているので、そちらも見て欲しいと思います。作画が奇麗で何とも言えない不思議さが中毒の意味をタイトルにしている感じがひしひしと感じられます。