こたろう さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
4コマ誌系統特有の印象の薄さ
4コマ原作です。
原作漫画は、まんがタイムきらら系に掲載。「けいおん!」や「ひだまりスケッチ」と同誌になります。
本作もご多分に漏れず、なんの事件も変化も起こらないヌル~い日常系。
この系統の4コマは殆ど全ての作品がこんな感じです。過度に面白いということはありません。
こういうのが嫌いな人は、徹底的に面白くないでしょうね。
さて、本作の特徴といえば、タイトルに示すとうりアートデザインに傾倒しているということ。
日常系というより、美術&デザインに関する小ネタをひたすら続けている「芸術系」アニメ。
芸術家の卵達が主役なのでキャラ立ちはすごくいいです。
理系脳の私にとって、デザインクラスの面々の発想と着眼点は新鮮でしたし、デザイン系の豆知識が得られるのも面白かったです。
ただ、内容が専門的で濃いので、あまり掘り下げができずインパクトがイマイチない。淡々とネタが続く感じ。
1つ1つの話は悪くないし、笑いどころも結構ありましたが、終わってみれば印象に残ってるものが薄いです。
(『素猫』は印象に残ってるかなw)
作画も特に悪くはないけど良くも無い。
もともと単純なキャラクター絵なんで、気合の入れようもないんですが、構図やカット割もいったてフツー。
動きもあんまり無いです。(ヌルヌル動く必要もない内容ですが)
ケチつける程でもないけど褒める程のところもあまりない、平均作です。
こういうヤツのレビューが一番難しいなぁw
芸術に興味のある方、日常系好きの方には、まぁオススメ。
そうじゃない方は忘れてもいい作品です。