退会済のユーザー さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
2つの鼓動 【ねこ's満足度:81pts】
正統派SFアクション。
連邦捜査官バーディー・シフォン=アルティラ。
彼女は捜査中の手違いにより、地球人千川つとむを殺してしまいます。
破損した彼の”体”は連邦の医学によって修復されることになりますが、
修復が完了するまでの間、バーディーの体には二人の”意識”が混同することに・・・。
わかりやすく言うと、”ウルトラマン”みたいな状況ですね(笑)。
ストーリーは、そんな”連邦捜査官”バーディーによる謎の古代兵器『リュンカ』の捜索と、
”地球人”千川つとむのラブストーリーという二つの軸によって展開されていきます。
内容としてはかなり分かりやすくて軽快。
テンポよく話も進み、観ていて気持ちがいい作品です。
リュンカというキーワードと、つとむの恋愛話が絡み合う様が絶妙で、
どんどん物語に引き込まれていきました。
アクションシーンも動きがあって見応えがあります。
”馬鹿力”のバーディーの破壊力も画面を通して見事に伝わってきますし、
なによりそのスピード感は爽快度抜群。キャラが本当にいきいきして見えます。
音楽も◎。
OPEDは勿論、劇中音楽が特によく、アクションシーンにばっちりハマっていました。
全体的に強烈なインパクトこそ無いものの、無難にまとまった良作です。
なによりこの作品は”傑作”『DECODE:02』への序章。
うまくまとめながらも数々の謎を残したまま、物語は次章へと続いていきます・・・。