退会済のユーザー さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
元気者!
ばらかもんとは、元気者という意味の方言らしいです。
長崎県・五島列島が舞台で、23歳の書道家と島民の交流が描かれている作品。
まず思ったのが、先生のネガティブの加減がちょうどいい。
周りの人たちが励まして先生が立ち直るタイミングも素晴らしかったです。
一話の「謝っとはばり怖かね。」というセリフ。
なるは何の意味もなくそう思ったから言っただけだなんでしょうが、先生にとっては違いましたね。
先生は館長を殴ってしまったことに対して謝りたかったけど、なにしろ不器用です。自分が謝るのが怖いということにも気づいていなかったのではないでしょうか。
このように、周りの人の何気ない発言をもとに先生は自分を知って、成長していきます。
その過程もスムーズで、不自然な感じはしませんでした。
ただ一つ残念な点を挙げれば先生がたまに老けて見えてしまったことです。
そう見えたのは私だけかもしれませんが・・w
最終話は先生のお母さんの押しが強くてびっくりしましたが、綺麗にまとまっていたと思いました!