animeneko さんの感想・評価
3.6
物語 : 2.5
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
最凶グロ枠
(総評)
喰種=グール=食人種に意図せずになってしまった主人公の物語。
なぜこの世の中は互いに喰い合うのか?主人公の苦悩を描くはずが、ストーリーかなりの駆け足で進行していった。
全12話で、カネキの覚醒まで描きたいということで、途中の原作エピソードかなり省略しているらしい。しかし、他のたくさんの伏線を回収しないまま終了した。ストーリー的にはブツギリ状態なので、きちんと完結させるには第二期制作必要なのだがはたして第二期あるだろうか?
食人という社会的タブーを描きつつも、食人種であることの悲しみとか苦しみとか、他人とかかわることの焦燥や苦悩みたいものが表現されていた作品ではあったと思う。そこまでして食人を描くべきかどうかはまだまだワシ的には疑問があるんだけども。
基本的にはこのアニメはキャラの魅力で持っていたと思う。魅力的というかスゴイ特徴というか迫力のある登場人物が次から次へと出てきた。ストーリー的にいうとそんなに工夫しているとはいえないけれど。
(以下過去感想)
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食人種になってしまった少年の物語、でいいのか。
血がドバっと吹き出したり、人体破壊したり、食人の表現あったりと、
グロい表現がたくさん、、
こんな表現が許されるのか、と思っちゃうよ
図らずもグール=食人種となった主人公の苦悩が焦点になるのか
お話はおもしろく展開しそう。
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第三話まで視聴
登場人物が増えてきた。グールを狩る特殊な警察らしき「ハト」の二人組。
人を殺さずに、喫茶店あんてーく、で食べる親子。
仮面を作る職人さんなど。
いろいろ疑問点も出てくるよね。主人公カネキは人肉を食べたい欲求を抑えるのに苦闘していたはずなのに、今週はそんな様子がまったくない。とすると食べたのか?動物の肉で代用はできるのか?できないのか?
自殺者だけでみんなの食事に足りるのか?警察らしき人の武器って何?
あの特殊警察の人たちとのバトルが展開されるのだろうか
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第四話
主人公の人を食べないと行きていけない苦悩、はもう描かれないようだね。
人を食べないと生きていけない設定のはずなのにそのシーンはでてこないな。
トーカちゃんも無理して人間の食事を食べてたが、この人間の食べ物は栄養にならず体調を壊すって設定は無理があるよね。もとは人間のはずなのになぜ?人間は食べられるのにね?
そういえば、人間とグールの混血は不可能というお話が出てきたけど、グールってどうやって生殖しているのかな?あんなにたくさんいるからには増える方法があるはずだよね?グール同士の結婚して子どもを作るの?それなら長い歴史があるはずだよね?吸血鬼みたいに噛んで増やすとか?
細菌感染なのかな?設定がわからん。。
主人公をだまして公開処刑の食事にされそうになる。最低のレストラン。。血みどろ。。なんかグールには同情できないなあ
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第六話
アバンであっさりと月山を倒してしまうトーカちゃん。
ニシキの恋人を秘密を護るため殺そうとするが、キレイといわれて思いど止まった。
カネコはトーカの苦悩を理解しているのか?人間とグールの間に愛情の関係があるか?理解し合えるのか?
ハトの二人がジェイソングールと対決するも勝負はつかず。
ヒナミちゃん親子はハトに見つかってしまった。ヒナミちゃんだけでも逃がそうとするお母さん。ここだけ見ると、ハトの人たちが悪役だよね。
グールってかわいそう、というべきか、ハトの人たちは人喰い行為を取り締まっているのか?この世界のグールと人間の関係がよくわからない。
もっというと設定自体わけわからない所が多い。
ヒナミちゃんのお父さんも出てきたから、グールはグールと結婚して子どもを作る。生まれた子どももグールになるという設定みたいだな
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第七話
ヒナミちゃんのお母さんはやられちゃった。
グール捜査官のマドは一見、気持ち悪い性格しているが、実は極めて優秀な捜査官みたいだ。カネキとヒナミちゃんはお母さんがやられるのを見ているしかなかった。
グールと人間の対立ってあんまり描かれてなかったが、やっとこさ根本的な問題についてこのアニメが触れたような回。
このアニメ、設定は矛盾だらけというか穴だらけだけど、とにかくグールと人間は戦わないといけないのな。
でも、アンティークの面々では20区で捜査官に報復はしないことに。ハトを殺せば、また次々とやってくるだけだから。
トーカちゃんが単独で捜査官に復讐に出かけて失敗してしまう。
ケガをして帰ってきたトーカにカネキは協力することに。
小学校におびき出される捜査官マド。。
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第八話
ヒナミちゃんが家出してしまう。トーカとカネキは探して回るが
下水道で見つける。そして出会ったのはハトの二人。
それぞれ別々に見つかり狩られるトーカのカネキ。
そしてヒナミ覚醒。そしてこの物語のテーマともいえるグールと人間がなぜ殺し合うのか、理解し合えるのかが語られる。
捜査官マド、戦死。しかしCパートであの世での様子が描かれる、このあの世のマドの様子がブラックユーモア的でシュールな笑いをさそう。
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第九話
捜査官アモンの回想。殺された上司マドとの出会いと共闘の思い出も今や過去。
予想通り、操作側は捜査官の増強を発表、20区と11区はこれから戦いの場になる?このアニメは各区によって捜査官や、グールの住み分けができているのな。
ヒナミちゃんが変装ルックで登場。新しく鳥を飼うことになったので鳥かごの調達。
トーカにも家族がいた。どうやら弟は他の区で、アグレッシブなグールしているらしい。トーカ含め20区は「平和ボケしたグール」らしい。カネキの両親は子どもの頃に死んでしまったと。
やっぱりバトルになるのね。このアニメは。
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第十話
武闘派グールのアオギリノキが11区の捜査官事務所を遅い全滅させる。
なにやら強そうな隻眼のグールが登場?
トーカの弟、も登場。だいじょうぶか?今から新キャラ増えすぎだな。
リゼの11区での過去がわずかに見えた。
カネキがアオリギノキの強力グールにおもいっきり暴力を振るわれ半殺しにされ、拉致される。ここまで暴力的だとあれだな、このアニメ。
アンティークのメンバーはカネキの救出について話し合い、助けにいくことに。
なんとあの変態、月山が再登場。死んだんじゃなかったのか?ちょっとシラケるな。
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第十一話
11区にグールが500人以上集結して、人間と大戦争?になっている。
ここまで大事になったら大事件だよねー
アンテークのメンバーもこの戦争の混乱にじょうじてカネキを救出することにする。
ジェイソンの過去が語られた。ジェイソンはヒドイ拷問を受けたことであのような拷問狂になったのだという。
CCGのメンバー大勢とグール大勢で総力戦に。
ひとりひとりよくわからないが、たくさんたくさんバトルですね。
これは1クールアニメらしいがお話詰め込みすぎだね。
とてもあと一話や二話で収まるようなバトルの量ではないな
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第十二話(最終回)
アニメの放送としては終わったが物語としてはまったくの途中で終わった。
十二話では長々と拷問とカネキの過去の回想に費やした。
ジェイソンは拷問が趣味という凶悪グールだった。
最後にカネキが白髪隻眼のグールとして覚醒、ジェイソンを返り討ちにする。
しかし、他のストーリは一切描かれないまま終了。アンテークの人たちやCCGとのバトルはどうなったのか?わからないまま。OVAでやるのか?第二期を作るのか??
これは評価しようがないなあ