ががんとす さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
ジャージ神とスカート長めJCとDQN少年
番宣で見た時、絵が綺麗で流れてた曲が良さげなので観ようと思いました。もーちょいシリアス系に見えましたがそこはそうではなかったです(^ω^)w
でも面白い!原作は読んでないのですが大手少年誌の作品らしく作画とシナリオのレベルは安定感があるので安心して観ていられる作品です。
主人公は夜卜っていうただのジャージの住所不定のお兄さんです。
…というのは嘘で神様なんですねーしかも禍津神らしいです。
最初はちょっとチャラそうに見えましたが実はバカなだけでしたwでも神様(^ω^)
ヒロインはひよりちゃん(^ω^)友達と一緒の時の会話から1番頭いいっぽくて恋愛沙汰なさそうな真面目な娘です。今時のアニメの女子キャラより制服のスカートが長めなのも好感が持てて親も安心ですね(でも数回パンチラありますが…(^ω^;))
ヒロインだけど基本的にはひよりちゃん視点で話が進む感じです。
あと元は死んだ人間で素質のある人が神様の扱う武器「神器」となるわけですが夜卜に神器として見初められた少年の雪音君、この3人メインのストーリーです。
全体的にはいくつか伏線はあるのですが、メインのストーリーを絞って丁寧に進めてあるので非常に感情移入もしやすく世界に入り込める作りになっています。
序盤はひよりが半妖となってしまい神様や妖のいる世界に入門する感じですねー小福や大福とも出会いそれぞれの神の個性や関係性がわかるパートです。
中盤は今回のメインストーリーとなる雪音君の話で、神様が扱う武器である神器になるには当然穢れがあってはいけないのですが寂しさや死んでしまっている自分の人生に対する絶望から悪さを繰り返しそれが主人である夜卜を蝕み苦しめることになるのですがなかなかDQNな雪音君に長くイライラさせられます。
ですが最終的にはイライラした分、雪音君の気持ちや夜卜やひよりの思いがこちらにも伝わる素晴らしいパートとなっております。登場人物もみんな泣いてましたが私も泣きました(´;ω;`)
終盤は逆にひよりちゃんが夜卜の元神器の野良ちゃんに嫉妬され、記憶を奪われるパートとなっております。最終回もひよりちゃんは健気でいい娘なので記憶が戻った時は感動できます(つω;`)
私的にはひよりちゃんは人間なので縁を切って幸せになってもらうエンドも切なさと哀愁があっていいとも思ってたのですがそこは少年誌!
まぁ1番普通にハッピーエンドでした。原作はここで終わってるわけでもないでしょうし当たり前ですね(^ω^ゞ
バトルについては少年誌の作品らしく全体的に入っていますし作画もいいのでそちらが好きな方も大丈夫♪
OPすばらしくかっこよいですしEDもsupercellのryoプロデュースとなっております。これはいつものryo節と言った感じですごい目新しい感じではないですがファンの方も喜べるのではないかと思います。
誰にでもオススメできて誰でも楽しめる作品だと思いますので皆さんもぜひ見てください(*^ω^)ノ