みのさん さんの感想・評価

3.8
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態：観終わった

いったい何がしたいのか‥‥(酷評じゃないよｗ)

個人的満足度：B



この作品は何がしたかったのでしょう？

ロリコンどもを歓喜させたいのか、それとも落胆させたいのか‥？


本当に可愛い女の子たちがたくさん登場します。
それなのに。それなのに‥
作品自体なかなか重い展開が繰り広げられていて、その展開に絶対正義、可愛い幼女たちが巻き込まれ酷い仕打ち‥

観ていられません‥
でもやっぱり可愛いので観ます(笑)



結構熱く語ってしまいましたが、私はロリコンではありませんので悪しからず







では以下はネタバレも含む、こうして欲しかった等の感想です
{netabare}
まず敵キャラについて

初回から出てくる、仮面の男、小山力也さん演じる「蛭子 影胤」
非常に魅力的なキャラでした。圧倒的な力を持ち、全て知ってます的な雰囲気を醸し出すミステリアスな感じたまりません。

しかし中盤で蛭子を一応倒してしまい、
結局今回のラスボスは「アルデバラン」という化け物。
そのラスボスのアルデバランを倒すにあたって、敵だった 蛭子　と共闘するというのは熱い展開ですが、アルデバランは強いことが分かるだけで魅力が乏しい敵キャラ。

それならば最後まで蛭子 影胤という仮面のミステリアスなキャラを敵として戦っていく方が良かったのではと個人的に思います。

まあ原作の方は知らないので、もしかしたら蛭子 影胤をなんだかんだラスボスとしていくのかもしれませんね。
私はそういう設定に期待してます。{/netabare}



{netabare}
次は最終話でのラスト。黒髪巨乳美少女(笑)の天童 木更が天童家のお兄さん？を殺して復讐するという結構エグイことをしまして、主人公の蓮太郎はそれに対して嫌悪。
最終話なのに今まで味方だった彼女と敵対関係になるかもという状況で終わりましたが、これも個人的に好きな展開。味方だった人と本当は争いたくないのに戦うなんて胸熱(笑)

しかしここでも少し不満点。
木更さんが復讐のために生きていることを本編中に強く触れていなかった気がした。ですので最後の個人的胸熱展開も若干いきなり感が否めない。
せっかくのおもしろい展開ですので、もっとそれを楽しめるように演出、種まきして欲しいです。{/netabare}



色々要望が湧いてくる作品でしたが、なかなか都合良く進まない、ダークな雰囲気は好きです。
しかし熱い展開は多いものもあくまでも要所要所で、そこを囲む流れの作りが甘い印象。量産型ラノベ原作の一つから脱していないという偏見的感想を抱きます。
二期では、アニメスタッフの力でそういった点を改善して欲しい。期待してます！