Lovin さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
観た感じ
■概要{netabare}
原作:しろ(「月刊コミック アース・スター」連載)
監督:山本裕介
シリーズ構成:山本裕介
脚本:ふでやすかずゆき
キャラクタデザイン:松尾祐輔
制作:エイトビット
話数:2クール全24話
OP1:「夏色プレゼント」
by あおい(CV:井口裕香)
ひなた(CV:阿澄佳奈)
かえで(CV:日笠陽子)
ここな(CV:小倉 唯)
OP2:「毎日コハルビヨリ」
by あおい(CV:井口裕香)
ひなた(CV:阿澄佳奈)
ED1:「Tinkling Smile」
by 小倉 唯
ED2:「スタッカート・デイズ」
by あおい(CV:井口裕香)
ひなた(CV:阿澄佳奈)
ED3:「Cocoiro Rainbow」
by 鳴海杏子
{/netabare}
■感想
知識:原作漫画未読
鑑賞:TV放送
概要:山ガール日常系
設定:独り上手だった主人公は・・・
見所
1.先ず、このレビューはソースの無い場所で書いているので間違いがあるかもしれない。
ある方が興味津々な風なのだが、自分のレビューが中途半端だったことに気づき、
慌てて「書かねばならない」という使命感にかられてしまった結果である。
そして、1期を観てこの作品を気に入られた方にとっては、趣に違和感を感じるかもしれない。
この趣の変化は、個人的には良い方向への変化だと感じている。
つまり1期が駄目というわけではないが、尺が長くなった分より描写が細かくなったと感じた。
2.独りで居ることが苦痛ではなかった主人公が、
幼馴染ワールドに引きずり込まれていく様が描かれていたのが1期である。
この時基本的な登場キャラも勢揃いするが、
主人公のスタンスが1期の頃とは明らかに違ってきていることに気がつく。
自らの意思で様々なことに挑戦し、挫折し、そしてその都度世界が広がっていく。
1期でも登場する主人公の母親は、2期ではもう少し深く主人公と絡むので、
主人公の成長を見守る親心を持ってしまった私としては満足いく出来映えだった。
3.そして詳細が描かれるのは主人公だけではない。
幼馴染の話は例の約束の件があるので書くまでも無いが、
女子力の低い先輩と女子力の高い後輩は、それぞれが中心の話も用意されており、
そしてそれはそれなりに良い話だったが、女子力の高い後輩の話は
原作漫画を読んでいないと「あれ?」と違和感を持つかもしれない。
でも、親子の愛情の深さが滲む良い話だったことは間違いない。
4.主人公の目を見張る成長振りは後半に描かれる。
前半でもその成長は見て取れるが、Like a rolling stone(転がる石のように)
成長していく様は後半に描かれている。
5.放送されていた頃に実際にある御嶽山が噴火、58名の方が命を落とす火山災害が発生。
痛ましい災害であったにも拘らず、救助活動もままならない状態が続いた。
このようなことから放送を自粛するかも?との憶測が流れた。
何処かのバイク販促アニメのように、楽しい部分だけが描かれていたなら自粛されたかもしれない。
幸いにも登山には危険が伴うことがしっかり描かれていたからか、自粛されることなく放送された。
この作品は、そういうことを含めた評価をしたいと感じた一件でもある。
6.それぞれのOP、EDはまずまず良い、が、個人的には特にED3を評価したい。
またこの作品には挿入歌があるのだが、物語に深く関わるので伏せておく。
■蛇足{netabare}
軽くルー語を混ぜてみたが、
英語力がないので正しいかどうかは怪しい。
{/netabare}