Lovin さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
観た感じ
■概要{netabare}
原案:キビダンゴプロジェクト
監督:柳伸亮
シリーズ構成:玉井☆豪
キャラクタデザイン:冨岡寛
制作:トライスラッシュ×project No.9
OP:「桃色ファンタジー」
by 千菅春香
ED:「モモキュンソード」
by 桃子(竹達彩奈)
{/netabare}
■感想
原作ライトノベルは未読でTV放送を視聴。桃太郎の話。
□最初に書いた感想
{netabare}世界ではなく日本に飛散した、手に入れた者に絶大な力を授けるといわれる伝説のアイテムの欠片を集めようとしている。
お供に犬、猿、雉を随え鬼を退治(対峙?)すると言う、基本的な設定は御伽噺の桃太郎と同じ。
人ならざる鬼と対峙するために用意されたのは、何れかのお供と憑依合体するという技。
この設定とお色気のゴリ押しで、視聴する姿勢が一気に冷静になってしまう。
見切ったとか、先が読めるとか偉そうなことは言わないが、最終的には{netabare}一人と三匹が一つになるんでしょ{/netabare}的な発想は自然に発生する。
素性の知れない老夫婦に育てられた得体の知れない子供が帯刀というのは少々解せない。あと片田舎の老夫婦に育てられた割に、無駄に衣装が派手。
桃太郎には犬、猿、雉のお供に仕えているという前提で始まっているが、普通の畜生ではなく犬神、猿神、雉神らしい。神々しい存在が何故お供しているのか、何故敬称が「様」なのかも疑問。
{netabare}鬼の姫君との因縁を持たせたのは若干気にはなる。{/netabare}
とりあえず純粋で冷静な目で見ることが出来そうにないので、第2話視聴時点でレビューしておく。
あと、パチ屋マネーが凄いのか、キャストも無駄に豪華。{/netabare}
□2014/11/14追記
私如きの考えた結末は通過点であって、もっと他のテーマが待っていた。主人公とその周辺に感じた疑問もあの設定ならば当然と言える内容だった。
そして決着後は、昔話をモチーフとした本作品に相応しく、視聴者を安堵させる内容で、「終わり良ければ全て良し」とは言わないが、昔話を聞き終えた時のような穏やかな気持ちになった。