たんぽぽの花 さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
本当の敵は人の悪意と闇!
当初、敵と戦うバトル物かと、思って見ていました。
でも違う形で色々考えさせられました。もちろん寄生化物は恐ろしいとは思いますが、それ以上に現実でも有るような事がアニメで再現されていて、少しおぞましく思えました。
作品は、2021年に突如現れた寄生型の化物に東京が壊滅寸前まで追いやられ、日本も分断され、東京は1つの国のようになっていた。
主人公は里見蓮太郎、彼は民間の天童民間警備会社で働いているのだが、
この天童家は元々武道を教える家元で有ったが、3人の兄と1人の妹で対立状態で武道は今は指南されなくなっていた。そしてこのアニメの特長である
呪われし子供達、彼女達は母親が寄生媒体に接触する事が原因で生まれると
赤い目を持ち、通常の人間より様々な特殊な能力を持つが、忌み嫌われ捨てられる。その中の一人、藍原延珠は蓮太郎とコンビを組んで色々な事をやらされる。それは、小さい事件から国の存亡をかける戦いまで、、さまざまな
物である、内容はあまり多くコメントするとネタバレ過ぎて見てくれないかも、なのでここまで!(笑)
{netabare} 私は最初のにも書きましたが、人間の闇の深さや悪意ほど怖いと思います。
それは、その悪意や罪や闇はそのほとんどの人が自覚していないからです、
これは今の日本でも誰もが持っている物が多く思えます。テレビで事件のニュースを見ても身近な事以外は関心はなかなか行かないと思います。でも身内なら話は別!これがもう、一種の心の闇なのです。例え身内で無くても、心配する、それは誰でも出来るはずなのに、そこまで考えれる人は少ないと思います。外国で戦争をしている。でも日本は参加してないから、、、
人は外に対して無関心と言う闇を持ち、日本で起きた事には悪意を持ちます。本当に何が正しいとは言えません!ですがせめて、自分の中の闇の部分と悪意は自覚する必要はみんなにあると思います。
人は、時に本人には重大な事もささいな事と身勝手な解釈をする時が有ります。これが一番怖い事だと理解しましょう。
それは、いじめで有ったり、戦争、喧嘩、暴言、暴力、色々な事が有りますが、そこに平和を取り入れる事こそが、大事な事なのです。
もちろん、私も聖人君子では有りません、間違えも有れば、後悔する事も多々に有ります。ただ、反省しあの時、こうすればとか、次回はこうしようとか、明日償おうと努力をしています。{/netabare}