chariot さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.5
作画 : 3.5
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
五島・・・行ってみたいな。
1話視聴。
書道家の青年が田舎暮らしをする事になり、そこで出会う田舎の人々とのふれ合いで変わって行く話・・・なのかな?多分。
はい、これは1話としてはかなりいいスタートを切れたのではないかと思います。
アットホームな雰囲気がいい。
書道家として壁に当たってしまった半田(先生)。
田舎の元気な少女(幼女?)なるちゃん。
何言ってんだかよくわからん(方言がね・・・)田舎の人たち。
コメディ+ハートフルな方向でやってくれたらいいな。
なるちゃんはいい子だねえ。
{netabare}ちゃんと謝れる子。
なんで怒ったかはわからないけど・・・わかるはずないもんなあ。
お手本みたいに綺麗な字。すごか~って褒めたつもりだから、先生がそう言われたら傷つくなんてわかんないよね・・・{/netabare}
きっと今期はこの子の笑顔に癒される。
きっと。そうあって欲しいな。
8話まで視聴。
安定した面白さで毎週楽しみです。
先生もだいぶ田舎暮らしにも慣れてきた感じですが、ちらほら「帰る」未来を想像させるようなセリフが気になってきました。
いずれは「帰る人」なのでしょうけど・・・なんだかずっとここにいて欲しい・・・。
8話の火の番が終わり、なるちゃんが寂しそうだったのと同じで楽しい時間は長く続いて欲しい・・・あと4話で終わってしまうのが今から寂しくなってしまいます。
とりあえず残り4話を楽しみたいと思います。
11話まで視聴。
次回が最終回のようです。
あまりにも面白いので原作を買ってしまいました。
なのでこの先も「この辺りで締めるんだろうな」というのは予想出来てます。
それでも最終回、元気に終わって締めてもらいたいと思います。
:原作ネタバレ注意:
{netabare}先生がいなくなってなるが抜け殻みたいになってしまう「はなしあいばすっ※話し合いをする」(6巻1話目)
なんで飛ばしたかなあ・・・
なるもみんなも先生が大好きだ!って気持ちがいっぱいでいい話なのに・・・・
館長と「星」の話はしなきゃならないのは当然。
だけど入れて欲しかったなあ・・・
ちなみに既刊9巻(10巻がもうすぐ出る)
2期はあったとしてもだいぶ先になりそうです・・・ {/netabare}
全12話視聴完了。
とても面白かったです。
別に大きな事件が起こる訳でもなく、のんびりした島の日常をコメディタッチで描いた作品でありながら、都会人の先生にとっては非日常的で、そのギャップが面白い。
半田清舟の成長物語
書道以外はダメダメな先生が島の人たちと暮らす事で人として成長して行く・・・
その成長が壁に当たった彼のこれからの「書道」にも生かされて行く。
書道に関係のない島の人たちのちょっとした一言や無邪気な子供たちとのふれ合いの中で先生が少しずつ「自分らしさ」を見つけて行く姿が丁寧に描かれていました。
「みんなとおっと(いると)楽しかね」
元気いっぱいでいつも笑顔が絶えない島の子供・なる。
子供なんて、特に田舎の子なんて、野山を駆け回るのは当たり前なのかもしれないけど、この子は女の子だけどなんと言うか・・・逞しい(笑)
何事も前向きで人を笑顔にするパワーを持っている子。
普段は落ち着きのないこの子がふとした瞬間に発する一言がまた真意を捉えていて素晴らしい。
異質な新井姉弟
姉・タマは漫画家志望(グロ傾向)の中学生。いつも子供たちの親分である美和と一緒にいて表向きは美和の制止役だけど、実は腐女子。
弟・アッキーは元気すぎる田舎の子たちとは違い、都会の子のような雰囲気のある子で、冷静で頭が良く常識があり人望があり{netabare}実は運動も出来る(※原作のアニメより後の話にて){/netabare}、とても大人びている。
基本的に元気で朗らかな島民の中にいて、この姉弟の性質は特殊で面白い。
特にタマの妄想の暴走っぷりは素晴らしかった(笑)
方言
作品の舞台である五島列島。
原作では比較的抑えられているのですが、アニメでは島の人たちはほぼ方言で話します。
美和役の古木のぞみさんが五島出身で、全キャラのセリフを五島弁で録音して他のキャストに配ったそうです。
子供たちの自然な方言は彼女のセリフを聴いて覚えたお陰なんですね・・・
いや~ちょうど良い所に良い人材がいたもんだ(笑)
子役
なるを始め、島の子供たちの声は子役の子が演じています。
子供らしい元気さと舌足らずな感じがとても好印象でした。
普段は本職の声優さんでないと違和感を感じてしまうのですが、本作に於いてはナイスキャスティングだと思います。
大人が作った子供の声ではなく、本当の子供の声に「自然」へのこだわりがあっていい。
深夜に放送していたのが勿体ないぐらい、アニメ好き以外にも全力でおススメ出来る作品だと思います。
僕にしては珍しく放送途中で原作一気読みしたぐらい面白かったです。
原作者様、アニメ化してくださったスタッフの皆様、登場人物を魅力的に演じてくださったキャストの皆様、全てに感謝です。