なお さんの感想・評価
4.8
物語 : 5.0
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
神アニメ~afterの世界~
神アニメCLANNAD1期の続編です。
私がこのafterで一番感動したシーンが、電車の中で岡崎が汐にお母さんのこと教えて。
と言われて渚のことを思い出して涙するシーンです。
もうほんとにここは涙腺崩壊で見てられませんでした。
自分が岡崎と似ていることもあり、物語当初から感情輸入してみているさなか渚が自分の命を懸けて生んだ子の汐
その子とも初めは世話を渚の両親にまかせっきりで
久しぶりに会っても罪悪感や気まずさがあり我が子といえどうまく接することができない。
そんな日々苦悶の中早苗さんと秋生の計らいにより、旅をすることになった二人。
その旅を通してはじめは素直に可愛がれなかった朋也も次第に汐との距離を縮めていく。
汐が朋也に初めて買ってもらったロボットを畑で無くしてしまった場面では
汐がそれを必死になって探している姿
朋也も汐のためにとなんとか見つけようと奮闘する姿からも
二人の距離が縮まってるのがうかがえます。
その帰りの電車での冒頭に述べた汐の言葉。
どうしてこの場に渚がいない
短かったけれども今までの渚との思い出。記憶。
ともにいちからつくりあげた演劇
その集大成として文化祭で成し遂げた芝居。
ともに歩いた桜並木の通学路。
ともに過ごしたいくつもの日々。
それらすべてがその時の朋也の感情という感情をゆさぶり
その結果があの涙に表れたのだと思う。
ここまで壮大なシナリオで見るものを白けさせるわけがないと強く感じた。
CLANNADを一文字で表すなら『感』。
とにかくひとりで何かをやって終わるアニメじゃない。
どのヒロインの話であっても必ず誰かと関わり、各キャラの成長が目に見える。
人と関わることで何を感じるか
こんなに多くの感情が詰まったアニメを私は他に知らない。
そこまで言えるほどいろんなことを感じたし、考えた。
クラナド、とはゲール語で家族という意味・・だと思っていましたがどうやら違うようです(・_・;)
しかし作中では多くの登場人物が家族とのかかわりを重点にした話が多かったです。
今思い出しても名作の限りでした。
この長い長文をここまで読んでいただいた方はありがとうございました。
CLANNADを見た方はafterも見るしかありませんね!