pow777777 さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
元気がもらえましたっ
キャラ設定に突っ込みどころは沢山あるんだけれど
そんなことは深く考えずに高校生男女4人の約1年間の人間模様を生暖かく見守る物語です。
そんなのリアルではありえないよっ!とか思わずお話を楽しむことが重要ですw
高校生にしては健全すぎる(中学生レベル?)な4人の友情+恋愛スパイスなストーリー。純粋に青春してるところがすごくよかったです。ちょっとのことで感動したり、落ち込んだり。あー10代ってそんな感じだったよね・・っと少し切なくなってみたり。
主要キャラクター4人はキャラ作画のシンプルさも相まって、極端な性格にすることでキャラが立っていて良かったと思います。元気印超ポジティブ打たれ強さNO1男子長谷くん。縁の下の力持ち長身ニヒルな桐生くん。1週間メモリー消去ヒロインかおりちゃん。ウザかわいい天然娘さきちゃん。
作画は光と影の描写と、季節に応じた植物の作画が印象に残りました。それから、ふわっとした作画は同じ製作スタジオの夏目友人帳の雰囲気にも近かったです。
音楽はED曲がよかったっっ。ボーカルにはもう少しがんばってもらいたかったけれど、最終話の歌詞が違うところも必聴です。
{netabare}毎週記憶がリセットされつつも、徐々に(ミリ単位)距離が縮まっていく長谷くんとかおりちゃんにやきもきしながら、毎回見てました。友達友達としか言わないのにやってることは付き合ってる男女の行動じゃん!って何回突っ込みいれたくなったことか。でも毎週記憶がリセットされるかおりちゃんに、毎回「友達になってください」って言う長谷くんの健気さ(おばか?)にはいつも元気をもらっていました。
気に入ってるエピは長谷くんが玉子焼き好きということで、1g単位で砂糖を調整した玉子焼きを大量に持ってきて1個づつ味見してもらい、砂糖18gに決定。その18って数字を後々も大事にしていたところはなんだか良いなーって思いました。
結局最終話でも関係は進展せず、こんどはお互いに「友達になってください」と言い合い、エピローグのCパートの長谷くんの日記には、かおりちゃんからも言われたことに感動し、これからも思い出を作り続けることが大切だ。だからオレたちは繰り返す何度でも・・・と書き綴っていたとことにはちょっとうるってきました。
原作はまだ続いてるみたいなので、今後進展があるのかな。
本編とあんまり関係ないけれど、九条くんが長谷くんをあんたって呼ぶのは気になって仕方なかったな(ボソ)
{/netabare}