アルカット さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
無難に始まり無難に終わる。
2008年ぐらいに放送されていた、ソウルイーターのスピンオフ作品。
私はソウルイーター自体は初回1話と、ところどころ中盤を観た程度で、キャラクターと大体のお話しか知らない感じでしたが、そんな感じで、このノット!を視聴する事にしました。
また、ソウルイーターに出ていたキャラクターも結構出てきますし、死武専やデス・シティーという舞台も変わってません。
ですが、前作を観ていないから分からないという印象は全く受けませんでした。
(前作の主人公コンビぐらいは知ってた方が良いかも知れませんが)
-物語の説明-
ソウルイーターじゃなくて、「ソウルイーター"ノット"」とは、どういうことか。
これは前作が、悪と戦う為に日々鍛えられている「イート」クラスの生徒を中心に描いたのに対し、今作は、たまたま力を得てしまった人達に対して制御の術を教えている「ノット」クラスの生徒を中心に描いたものということ。
だから、"イーター"じゃない、"ノット"なんですね。
そんなノットさん達なもので、体育の授業で凄い成績残したり、野球をして楽しんだり、風鈴の音で涼んでみたり、バイトしてみたり・・・。
と、四六時中のほほんと過ごしていく気楽なアニメかなぁといった感じで観ていたのですが、やはりそこは問屋がおろしませんでしたw
やる時はやります。{netabare}結構良い性格の先輩が、敵に操られて首をかき切ったり、先生が殺されたり・・・、{/netabare}のほほん展開だけを楽しみたい人には少し向かないかも知れませんね。私は好きなので楽しめましたけれど。
-総評-
微ユリ(ゆるいユリ)系の作品として、素直に楽しめました。
千菅春香さんは初主演でしたが、悪くない演技だったのではないでしょうか。
「ソウルイーター観てないから良いや」という感じで観ないのではなく、観てから判断してもらいたい作品です。ハマる人はハマると思いますよ。