リッち さんの感想・評価
4.6
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
人間側と自然側の話し。
✱すとーりー✱
エミシの隠れ里に住む少年アシタカは村を襲った「タタリ神」に
死の呪いをかけられる。そのタタリ神の中からでてきたものは
鉛の塊だった。肉を切り裂き、酷い痛みと苦しみを与えたその鉛。
西で何かが起こっている...。アシタカは己の運命を見定めるため
はるか西方の地を目指して旅立つ。森を抜けたところにある村では
大勢の武士が農民を襲っていた。農民を救うべく弓をつがえた
アシタカの腕がブヨブヨと不気味に蠢く。 アシタカの放った矢は
武士の腕と首を奪った。呪いのアザが濃くなったことに気付くアシタカ。
さらに西の村でアシタカはジコ坊という僧侶に出逢う。
西の土地の話を聞いたアシタカは「ししがみの森」を目指し旅立つ。
「ししがみの森」にたどり着いたアシタカは傷付いた人間とコダマと
大きな山犬を見つけた。 傷付いた山犬に駆け寄る少女サン。
山犬の血にまみれた彼女は美しかった。アシタカは名乗りをあげ
彼女に正体を尋ねたがサンは「去れ」と言い、山犬に乗って去ってしまった。
「ししがみの森」を抜け、そこでアシタカが見たものは
山林を開拓して鉄を作るタタラの民とその長エボシ御前、
森を守る山犬一族、そして山犬として生きる人間の少女サンであった。
アシタカはその狭間で、自分が呪われた理由を知る。
やがて、森を守ろうとするもののけたちと、もののけの長
「シシ神」を殺そうとする人間の壮絶な戦いが始まる。
アシタカの呪いの原因であるタタリ神を生み出したのはエボシ御前だが
彼女を頼りに生きている人間はたくさんいた。
「森と人、双方生きられる道は無いのか」 アシタカは
その答えを見つけるべく、走る。
✱かんそう✱
金曜ロードショーでやっていたので久しぶりに観ました。
わたしはジブリで1番もののけ姫が大好きです。
世界観や「生きる」ということ。とても深いです。
+アシタカがとても好きなのもあります←
これを見るとどちらも正義のために戦っています。
エボシもタタラ場のみんなを守るため
サンは自然を守るため。
どちらも大事なことでありそれは対立してしまいます。
エボシは少し野心が強すぎてしまったところがあるかなとは思いますが。
サンも頑固な故話しを聞かないところもありましたし。
どっちもどっちなのでしょうね~。
そこにアシタカが間に入り「供に」という言葉を教えていってます。
それはこれからの私たちにも関係してくるお話しです。
ジブリは見終わるととても心に何かを残してくれる作品ですね。