まるいぬ さんの感想・評価

3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

「おっぱい」「おっぱい」ってアンタはもうおっぱい何回目だと思ってるの！？

タイトルがよく分からなくなってしまいましたが、このアニメのキーワードがおっぱいだということがわかっていただければ幸いです（違います。）
どちらかというとキーワードは脇の下です（もっとヤバい）

この作者の名前はエルフェンリートという作品で有名らしいですが、私は「君は淫らな僕の女王」で初めて知りました。
エロに何かしらの信条をもった方なのだという印象を持ちましたし、ギャグに関しましても、あからさまに笑いを取ろうとせず、心のドアをトントンと叩くような他に類を見ないセンスを持ち合わせていると感じました。

極黒のブリュンヒルデでもそのエロとギャグセンスは随所にみられる。
私がお気に入りなのはカズミのはなった「おっぱい評論家か」というツッコミ。
全然おもしろくないですか？　いやだってふつうに生きてて「おっぱい評論家か」って言うキャラを考え付きますか？
語呂もいいし、最高に面白いギャグじゃないですか（真顔）
{netabare} 寧子のほくろをあの恐ろしくくだらないタイミングで村上くんにばらしたのも作者的にはギャグでしょうかね？ {/netabare}


初期opのセンスは良かった。新opのイントロも初めて聞いたときは気持ちが高揚した。とても最終話を制作したスタッフと同じとは思えないセンス。
見終わったときはいつからアニメオリジナル展開だったのかと思いましたね。
原作のあちこちが抜けて、あのような最終話に至ったということで、
だったら完全版である原作マンガを読んでみたいという気持ちになりました。

極黒のブリュンヒルデという作品にあうあわないではなく、岡本倫ワールドを許容できるかどうかってことが視聴のカギでしたね。たぶん。