退会済のユーザー さんの感想・評価
3.2
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 2.0
状態:途中で断念した
タイトルなし
能力者モノなのに、登場する能力にまったくときめかない。ワクワクしない。これは致命的。
主人公側以外の能力者がゲストキャラばかりで、おまけにストーリーの為に作られたような能力ばかり。これでバトルアクションが盛り上がるはずがない。
主人公の音速のミニマムは、流石に主人公だけあってカッコ良いのだけど、相方のムラサキ、偉力のミニマムって漠然としすぎやん……。1話で出てきた重力のミニマムとさっそく怪力キャラで被ってるし。かと思ったらスリー、お前もか。
能力の違いをしっかり描写で魅せてくれるならともかく、本作にはそうした拘りのようなモノを感じない。
……というか、バディものっぽくしてるのにムラサキの存在意義がほとんど無いってのもどうなの?; アートの方がムラサキよりも目立ってんじゃん。
本作のテーマ、メッセージ性にしても、能力者モノなら毎回ついてまわってくるものなので特別興味を惹かれるものではなく、単発エピソードの構成自体は悪くないのだけど、肝心のバトルが面白くないのでいまいちスッキリしない。基本的に主人公のワンパンで終わり、苦戦らしい苦戦はなし。
そしてこの作品、ボスキャラであるモラルがアホすぎる。
やってることは猟奇的だけど、ミニマムホルダーの脳みそを奪って後発的に能力者を生み出すって、効率悪すぎるじゃん……。しかもその結果生まれた能力がタイマーを早めるだの、美形に映る能力者って……。
そこまでして結果、主人公に並ぶ能力を手に入れた感出してたけど、普通に考えて【半径10メートル以内で自由に移動できる】のと【初速5メートルだけ音速を超えて行動できる】なら、主人公の音速の方が強いに決まってるよね。だって視認できない速度でパンチ繰り出せるんだし。
ぶっちゃけ、最後の謎とかどうでもいい。興味が湧くほど面白かったワケじゃないし。
主人公サイドのキャラは良かったものの、それ以外に長所を見つけられなかったので、今回は厳しめに。