kiar さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 5.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
神主題歌だ!!
しばらく前に見て、最近、再見しました。どうしても細田監督の前作『時かけ』と比較してしまいますが、もう一度見ると悪くないですよね。そんなに前ではないのに、ガラケーを使っているだけでちょっと違和感がありますが、OZのバーチャル世界の表現なんかは今見てもすごくかっこいいです。ゼロ年代特有の「セカイ系」の特徴が少し鼻につきますが、手触り感だとか、血の通った感じだとかいうような、人と人との生のつながりみたいなものをテーマとして描いているのではないかと感じました。
私は、山下達郎の歌うエンディング曲『僕らの夏の夢』がすごく好きで、聞くだけで泣けてきてしまいます。この曲をバックに、おばあちゃんとわびすけが手をつなぐ画や、けんじとなつきが手をつなぐ画をみるだけで、ハンカチ3枚分は泣けます。