Lovin さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
見た感じ
■概要{netabare}
原作:ガスト
監督:岩崎良明
シリーズ構成:浦畑達彦
キャラクタデザイン:中野圭哉
制作:Studio五組
話数;1クール全12話
OP:「アスイロ」
by 村川梨衣
ED:「ふゆみどり」
by 霜月はるか
{/netabare}
■感想
原作ゲームは未プレイでTV放送を視聴。何も起こらない話。
主人公エスカは辺境で自動人形(オートマタ)と暮らす、公的機関に雇われた錬金術師。相方のロジー(ロジックス)は中央から赴任してくる。正式な職業錬金術師として、様々な依頼や要望に二人で応えていく、というのが基本的な展開。
二人の錬金術は微妙に違っている。エスカの練成は「ぶんぶく茶釜」のような縦型の釜を使用する古い手法、ロジーの練成はビザ釜のような横型の釜を使用する新しい手法。練成に必要な時間も、新しい手法はわからないが古い手法はそれなりに必要となる模様で、某兄弟のように戦闘に使用できるようなものではない。
放送開始前は「何も起こらない話」を期待していたが、第1話を視聴したときは二人がイチャコラするのかと思い断念しそうになった。だから第2話でのロジーの台詞を聞いたとき、エスカのリアクションがおかしいとも思ったが、その後は全く何の進展も無く穏やかに時間が流れたので期待通りの展開ではあった。
OPに出てくる”A15”とは何なのか?など、レビューを書く段になって出てきた疑問もあるが、当初の期待を継承して気にしなことにしておく。
「何も起こらない話」と思ってはいるが、前人未踏の遺跡に2度も行ったり、その未踏遺跡でバルスを唱えて崩壊させたりと、全く事件が起こらないわけでもない。殺った殺られたの争いのように、ギスギスした事件は起こらないという意味。
そにアニ同様この作品も眠くなかったわけではないが、最初からその覚悟で視聴を開始したので耐えることは出来た。続編があればとりあえず押さえてはおくが、みなみけの冒頭のように過度な期待はしておかないほうが良さそうだ。