どらむろ さんの感想・評価
2.5
物語 : 2.5
作画 : 2.0
声優 : 2.5
音楽 : 2.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
リアル路線の御当地アイドル
仙台の弱小アイドルグループの少女達が頑張るお話。
アイドル物としてはリアル路線で生々しいのが特徴。
全般的クオリティーが水準に達していない駄作だが、最後まで見守れば、少女達の頑張りに好感は持てる。
だが最後まで見守るには(生)温かい応援の心が必要かも。
{netabare}『物語』
アイマスやラブライブのような「創作の中のアイドル」より、リアル路線で弱小アイドルの奮闘を描いている。
悪徳業者に騙されたり、無理解な地元民にセクハラまがいの行為を強要される等、生々しい。
そのリアリティーが娯楽作品として楽しいかは疑問、序盤から中盤辺りは後味悪い展開が続く。
それでも中盤以降はアイドルとして葛藤や努力を続け、次第に成長していくのは応援したくなる。
アイドル物のストーリーとしては、決して悪くは無いと思う。
ただし軌道に乗るのが遅く、面白味を感じられるまで視聴継続出来るかどうか。
『作画』
水準に達していない。色々とアラが目立つ。
少女達はそれなりに可愛いのだが、判別が付き辛いキャラが多いのが痛い。
それでも一部に光る美少女は居るので、贔屓目に評価。
『声優』
全く水準に達していないが、新人アイドルの初々しさは出ている(とかなり贔屓目に評価)。
可愛ければ許せるならば、十分許容範囲。
新人アイドル以外の声優陣は実力派を揃えている。
『音楽』
一部BGMに、昔の某ゲームで聴いた事あるようなメロディ聞こえたり、場面に合って無かったりするのが気になる。
アイドルの歌は、許容範囲。
『キャラ』
一部に光る美少女は居る、中々可愛くって萌える。
みにゃみは可愛い。
しかし全員分の個性はイマイチ発揮する機会が乏しかった。
作画の欠陥(キャラの見分けが付き辛い)も原因か。
また嫌なキャラも結構いる。
途中押し掛け助っ人になってくれる早坂プロデューサーが一番良いキャラだった。
頑張る少女達は好感持てるので、かなり贔屓目の評価。{/netabare}