たんぽぽの花 さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
今更だけど、だからこそ!星矢!+うんちく追加
ギリシャ神話に登場する戦いの女神アテナは他の神々との戦い、地上を守っていた。そしてそのアテナを守護し自らの肉体のみで戦う戦士、それがセイントと呼ばれる者達、彼等は天空の88の星座の数だけ存在しいつの時代も
アテナを守り戦ってきたのだが、今世に生まれ変わったばかりのアテナを、
亡き者にしようとする影があった。そしてそれを一人の黄金の戦士が自らの命と引き換えに助け、日本から来ていたある財団の人物に射手座のクロスと共にアテナを託すのであった。
年月が十数年経ち、10人の財団の孤児であった若者達が各々セイントとなり、クロスを持ち帰るが、その中の不死鳥座の一輝はゴールドクロスの強奪を企むのであった。一輝は暗黒セイントと呼ばれる集団のリーダーになっていた。そしてゴールドクロスをめぐり戦い、主人公ペガサスの星矢達が勝ち
クロスを持ち帰るのだが、セイントの総本山ともいえるサンクチュアリでは
私闘でセイントの力を使った星矢に刺客が次々送り込まれるのであった。
セイントは青銅、白銀、黄金が有り、黄金のセイントは黄道12星座の12人である。セイントの力はコスモ(小宇宙)と呼ばれ、人間の五感そしてカンや予知夢、etcなどの第六感、その先にあるのが七感セブンセンシズなのだった、それを教えられ、ゴールドセイントに戦いを挑む星矢、氷河、舜、紫龍、一輝(一輝は舜の兄である)
そして死闘を繰り返しながら成長し、ついに偽りの教皇(双子座)のサガを倒し、アテナを救い。つかの間の平和を取り戻すが、
アテナの施した古の封印を壊し、海神ポセイドンが今世に現れる。
そして、アテナと共に青銅のセイントが戦いに趣くのであった。
内容はかなり簡略化してます。なにせなが~~~い話ですからね(笑)
あえて詳しい話を突っ込むと黄道に13番目の星座が存在します。皆さんもご存じだと思いますが、蛇使い座と言う星座が有るのだが、何故か歴史の中で黄道は12の星座になっている。これは、人間の浅い知恵の結果である。12とは普段使われる物から神話の中まで12にこだわり、13は不吉な数字と言う意味も有り、蛇使い座は黄道星座に入れてもらえなかったのです。12は1ダース、12時間、1月~12月など、身近な所でも使われるし、
実は星矢の話で登場するアテナなど含む神々をギリシャ12神とも言い
12にこだわる人達が13番目の星座を格下げしたのです。
ギリシャ12神とは主神ゼウスを始め、ポセイドン(ゼウスの兄)やアポロン、アルテミス、時には冥界の神ハーデスも12神に入れる事もあったが、冥界は地の底にあるので、一般ではハーデスは省かれる事が多い(笑)ちなみにハーデスもゼウスの兄である(笑)つまり、アテナはゼウスの娘だからポセイドンやハーデスと戦うのは伯父さんと戦争している事になるのである(笑)
話を戻し、蛇使い座のセイントはあの、シャイナさん!さすが黄道に位置する星座のセイント!強い!実際にゴールドセイントの獅子座のアイオリアの
一撃でも死ななかったし、幾度となく星矢を助ける(惚れた弱みかね)><
うんちく~~
星座の数は88星座が有る事は良く知られていると思いますが、この88の星座は世界の天文学者の会で色々な歴史や資料を検討し近年になり88になったのです。ですから、原作の星座をモチーフにした車田さんは神話の時代からと言う話で始まるこの作品には、実は落とし穴が有った訳です。88になったのは近年で、神話の時代ではその数も星座も変わっているので、モチーフにする時にこの事実が解かっていれば、もしかしたらセイント星矢は生まれてこなかったかも知れませんね。