Lovin さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
見た感じ
■概要{netabare}
原作:築地俊彦
原作イラスト:駒都え~じ
監督:木村真一郎
シリーズ構成:滝晃一
キャラクタデザイン:新田靖成
制作:J.C.STAFF
話数:2クール全24話
OP:「恋のマホウ」
by ICHIKO
ED:「We’d get there someday」
by ICHIKO
{/netabare}
■感想
原作ライトノベルは未読でDVD放送を視聴。幼い頃に誓った約束を果たそうとする話。もしくは遺伝子を奪い合う話。
主人公は魔法の使用回数が一つの才能として扱われる世界で寮生活を送る高校生。幼い夏の日に雪を降らせる程の大きな魔力を持っているが、使用回数は少なくおちこぼれ扱いされている。雪を降らせた際にある約束をしたと語る少女が押しかけ女房をするところから物語が開始する。
現世における健康診断にあたる魔力診断が行われ、主人公の魔法の使用回数が極端に少ないことが明らかになるが、同時に魔力が強大で子孫に遺伝することも周知されることになり、各学年から1人ずつ押しかけ女房を含む3人がメインの遺伝子争奪戦が開幕する。
ここまでのあらすじで判るとおりプチハーレムだ。となれば主人公は残酷なほど優しく酷くお人よし。ここまでくれば所謂テンプレといわれる設定。魔法の使用回数が少ないということでアレになり、遺伝子争奪戦とは違うテーマにもなるが、褒めるところがないくらい平凡。
作画はまずまず、悪くは無いと思う。しかしキャラデザに魅かれたわけでもなく、正直何故視聴したのか自分でも良くわからない。極稀に再生してみたりするが、5分と経たずに終了させてしまうくらい展開がワンパターンで飽きてしまう。
とりあえず萌えアニメを制覇したいという方なら良いかもしれないが、普通のヲタクの方には他作品の視聴を奨めたい。
■蛇足{netabare}
ただヒロインが生天目仁美というのは新鮮だった。
{/netabare}