どらむろ さんの感想・評価
3.6
物語 : 2.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ユニークな発想の萌えアニメ。ラスト2話さえ無ければお気に入りだった
ファンタジー異世界に日本のオタク文化を輸出していく、ユニークな萌えアニメ。
異世界文化交流&美少女萌え&コメディーといったところ。
オタク文化や幼女ヒロインに抵抗が無いならば、かなりオススメの萌えアニメ。
終盤の政治陰謀劇で、後味が悪いのが非常に惜しまれる。
※2014.06.30投稿を、修正。
作画と声優と音楽を上方修正。
{netabare}『物語』
面白い。異世界がサブカルに感染していく様や主人公が知恵を絞っての奮闘ぶりを楽しく見せてくれる。
ツッコミ所は多いが、あまり深く考えずに楽しむのが吉か。
政治的陰謀のキナ臭さが、萌えアニメとしての楽しさを損なっている面も。
階級差別などの重いテーマも垣間見れる。
それでも終盤の前までは、割と気楽に楽しめる雰囲気であったが、終盤の政府(日本)を露骨に悪者にする展開は非常に不愉快。
途中までは友好的で人間味があった自衛官達までが敵に回る展開は、命令故仕方が無いとはいえやり切れず、非常に後味が悪い。
ラスト2話さえ無ければ、もっと素直に高評価して良いと思った。
『作画』
ダブルヒロインの可愛さは申し分無し。
特にエルフのメイド・ミュセルは非常に可愛い。
『声優』
三森すずこさんと添上舞さんの演技は安定していて、ダブルヒロインの魅力を存分に発揮していた。
三森すずこさん、ミュセルとるるもが同一人物とは思えんw
『音楽』
OPがポップでキュートな感じで割と好き。
『キャラ』
素直で清純な美少女メイドと、幼女皇帝のダブルヒロインがかなり可愛い。
オタクで序盤ヘタレだが次第に頭角を現して異世界への影響力発揮していく主人公もグッド。
自衛官たちやサブカル学校の生徒たち、幼女皇帝の側近たち等、いずれも面白くて好感が持てる。
それだけに終盤の日本政府下げが不愉快だった。{/netabare}