ぽ~か~ふぇいす さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
今回も実にハイクオリティでした!しかしその代償に・・・
原作は月刊アフタヌーンにて完結済み
私は原作連載時からの大ファンです
昨年度の特別編日蝕む翳に続くTVアニメ化
続章とあるとおり旧作の続きではあるのですが
基本一話完結でほとんどつながりが無いので
「前作は見てないし今さら全部見る時間もないな~」
という方も適当に数話観てみるといいかもしれないです
その際の個人的なオススメとしては
やはり世界観をより深く理解するために
旧作1話緑の座2話瞼の光は外せない気がしますが
これは続章のレビューですし
続章から続章ならではの良さが出ている回を選ぶなら
やはりCG技術の進歩が感じられる高い作画クオリティの
6話花惑い8話風巻立つあたりでしょうか?
このあたりは原作既読な方にもおすすめです
個人的に続章収録の中で一番好きな話は
3話の雪の下なんですが
これに関しては原作で十分かな
あと9巻から前述の風巻立つが入った代わりに
7巻の雷の袂が抜けているのが気になりました
どちらも歪な親子関係の話なので
風巻立つが入れば必然的に雷の袂が抜けるのは理解できますが
そもそもなぜ順番を変える必要があったのかわかりません
そこの二つを入れ替えたおかげで
スケジュールがやばいことになってしまった気がします
事前情報では11話・12話に棘の道(前・後編)だったはずが
座談会という名の総集編を再放送したり
座談会その2を新たに放送したりで
棘の道は夏の特別編という形に変わってしまいました
その結果座談会メンバーの一人小林愛さんは
座談会には出ているものの本編に出番が一切ない
という笑えない状況になってしまいました
アニメ業界って体質的に時間にルーズなんですかね
まぁゲーム業界よりはよっぽどましですけど
しかし急遽作られた座談会2のラストの蟲の音隊
あれはすごく良かったですね
指揮を執ってる1人を除けばみな音楽の素人で
まさに即席もいいところなんですが
神秘的で幻想的なまさに藝術の世界でした
棘の道も改めて放送日が告知されましたし
蟲の音隊が見れただけで放送日程変更の件は許せる気になれました
スケジュールの圧迫でクオリティを下げるよりは
良いものをじっくり作ってほしいですしね
という事で棘の道と秋からの後半戦を楽しみに待つことにします