小歌 さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
楽曲の良さはピカイチ
全13話
1話目の時点ではなんか設定が腑に落ちないところがあったけど、
それ以降どんどん話が面白くなっていって、
キャラにもどんどん感情移入していって。
死後の世界設定なだけに暗く切ないシーンもあるけど、
コメディ色もいい塩梅で盛り込まれてるから
シリアス一色でないのが良かった。
主題歌や挿入歌の良さが、さらに物語を盛り上げてる。
設定やキャラクターを掘り下げられる余地は
まだいっぱいあったと思うから、
もう1クール分あっても良かった気がするなー。
* * *
第1話 Departure
{netabare} うーん…そんな惹かれなかったな。大仰に小粒なことするパターンは苦手。戦線を繰り広げて天使を倒した先に何を求めてるのかもイマイチ分かんないし。とりあえず、模範生になると消えちゃうから彼らは問題児やってるってこと?あと突然キャラが歌い出すのも苦手なんだけど、曲が良いので、まぁアリで。 {/netabare}
第2話 Guild
{netabare} え、ふつうに面白かった。学校の地下のギルドで武器製造とか、地下迷路のベタなトラップとかに最初は辟易としてたけど、進むにつれて普通に楽しんでる自分がおりました。野田くんの扱いがうける。そして日向(ひなた)くんの良い奴っぷり。ゆりっぺの生前の過去もなぁ、戦線挑む気持ちがちょっと分かりました。 {/netabare}
第3話 My Song
{netabare} 岩沢さん成仏回。3話目にしてガルデモのボーカルいなくなっちゃった… 死んだ世界戦線のメンバーはみんな陰惨な過去を持ってる感じなのかな。天使エリアの想像図がことごとくジブリの某城な音無くん可愛かった。音無くん、ていうか神谷さんのツッコミは耳馴染みがあって、聞いてて落ち着くわ。 {/netabare}
第4話 Day Game
{netabare} 球技大会にゲリラ参加する死んだ世界戦線。日向くんクローズアップ回。ていうか成仏しなくてホント良かった…!音無くんとの友情関係も順調に構築されてるし、ユイに対しては容赦ないのがまた良し。あと、木村さんの声が日向くんのキャラと合ってるよね!…と、日向くんがすっかりお気に入りキャラに。 {/netabare}
第5話 Favorite Flavor
{netabare} 天使を生徒会長の座から失墜させるため、実力テストで小細工を仕掛ける死んだ世界戦線。狙い通り天使は生徒会長を解任させられるが、その姿が孤独に映った音無は複雑な気持ちになる。前半のおばかコメディには笑いっぱなしだった。脚本うまいなぁと感じる。そして音無くんが何気に文武両道説。 {/netabare}
第6話 Family Affair
{netabare} 生徒会長代理・直井の横暴さに苦戦する戦線メンバー。しかし直井もまた、ゆりたちと同じく辛い生前をおくった人間だった。音無くんの人の良さが垂れ流しで、なんかもう本当良い奴だなぁキミは!ってなった。神谷さんの泣き演技にこちらも貰い泣きしそうでした。天使との距離も縮まって良い感じ。 {/netabare}
第7話 Alive
{netabare} 初っ端から直井くんが音無くんの忠犬になってたのには笑った。けど、中盤は音無くんの記憶が直井くんの超能力によって戻されるシリアス展開。例にもれず切ない内容。後半は天使と戦線メンバーで川釣りでのほほん、と緩急のある流れで面白かった。音無くんと天使…というかかなでちゃんが急接近で萌える。 {/netabare}
第8話 Dancer in the Dark
{netabare} かなでの分身が量産され、しかも一様に好戦的なその天使たち。ゆりがデータ書き換えを加え、分身をかなでに戻すシステムを発動。しかし全部の分身を取り込む負担は凄まじく、果たしてかなでは耐えきれるのか!?といったところで終わり。あぁ続きが気になる。合間合間に挟んでくるギャグがちょうどいい塩梅ですな。 {/netabare}
第9話 In Your Memory
{netabare} 音無くんの記憶の続きが壮絶で切なくて泣きそうになった。私なんか免許証裏のドナー登録の欄に承諾の○書くのが未だに怖くてできないというのに…音無くんは…!そして分身の同化に堪えきったかなでとともに、音無くんは戦線メンバーの生前からの心残りを解消し、成仏できるよう動くことに決めたのでした。 {/netabare}
第10話 Goodbye Days
{netabare} ユイが成仏した回。もうね、エンディングの歌が雰囲気出し過ぎで涙ウルウルするの耐えられなかったわ。「俺が結婚してやんよ!」…!日向×ユイは今まで喧嘩コンビって感じだったから、1話だけで関係飛びすぎだろって正直思ったけど、歌がさ…!日向くんとユイの来世が幸せになりますようにと思うよ。 {/netabare}
第11話 Change the World
{netabare} いきなり音無くんをめぐっての日向くんと直井のバトルには笑った。三角関係ぷまいです。かなでが天使じゃなく彼らと同じ人間であること、新たな敵“影”によって飲み込まれた者はNPCとなって永遠にこの世界に閉じ込められることが発覚。高松くん…あんなにギャグ要因で頑張ってたのに真っ先にNPCに… {/netabare}
第12話 Knockin' on heaven's door
{netabare} 成仏イコールこの世界からの“卒業”ってことか。途中から、この人たちはなんの為にこの行動をとってるのかこんがらがっちゃったけど。つまり影のプログラムを作成した者にもその人なりの信条があったと。でもNPCにならずに、自分の人生を全うして成仏したいゆり達は影と戦ったと、そういうこと? {/netabare}
第13話(最終回) Graduation
{netabare} 最後の最後で涙こぼれました。最終回は残った戦線メンバーによる戦線メンバーのための卒業式。直井、ゆり、日向くんが次々旅立ち、最後に音無くんとかなでちゃん。かなでちゃんが「命をくれて本当にありがとう」と言って消えていったところで流れる『一番の宝物』で号泣。歌の力が強い作品だったなぁ。 {/netabare}