Lovin さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
見た感じ
■概要{netabare}
原作:丸川トモヒロ
総監督:芦田豊雄
監督:森田浩光
シリーズ構成:杉谷祐
キャラクタデザイン:平山貴章
制作:スタジオ・ライブ
話数:1クール全12話
OP:「流れ星☆」
by CooRie
ED:「アイスクリイム」
by 千葉紗子
{/netabare}
■感想
原作漫画は未読でDVDを視聴。中学生カップルの話。
主人公は彼女のほうで、この物語の根幹に関わる秘密を持っている。二人の出会いは、ある雨の日に少年が思わぬ危険に遭遇してしまったところ、同級生の少女が助けに入ったことが切っ掛けで、翌日少年から告白をして交際が始まる。
基本中学生らしく若干稚拙な感じもする青くて和やかな話だが、根幹を成す秘密に関わる話は結構シリアスで、傷を負うものが居るなどバトルも行われる穏やかとはいえない展開。ただそういうのは少なめの構成なので、作品全体の雰囲気は概ねヌルい展開といえる。
この作品の一番残念なのは結末だ。元々ギスギスした話ではないので理解できなくも無いが、第11話まで全く前触れやフリが無いのに、最終話だけで仕上げてしまったところが、その終焉すら突然過ぎると感じる。尻切れで無理矢理終わらせた感を非常に強く感じた。
作画は、キャラの表情や人相がおかしいという部分は少ないものの、背景が雑に描かれているシーンがあったり。正直褒められたものではない。
キャストはメインに能登麻美子、阪口大助、福山潤、千葉妙子となかなか芸達者なメンバーが揃っている。サブでは皆川純子、川上とも子、桑谷夏子、冬馬由美、西村知道、スポットで野川さくら、川村万梨阿、モブには後藤邑子が居たりと、今でも偶に名前を目にするような方が多い。
この作品は、何処を気に入っているのか本当に理解できないが、何故か忘れた頃に見たくなる。OPはCooRie、EDは千葉妙子の歌で、名前くらいは知っている有名な方々だが特別気に入っているわけでもないし、話や演出が特別面白いわけでもない。強いて言えば、終わり方に納得が出来ていないので続きを見たい、という気持ちが執着させているのかもしれない。
■蛇足{netabare}
冷静に考えると、絵に描いたような津波とか○○主義的な話も多い。
あと、あれがチラリズムなのか白いパンツがよく見える。
更に、今まで真剣に考えたことは無かったが、少年はヲタクだった。
そして、バチスカーフは便利で何か格好いい。
{/netabare}