Ka-ZZ(★) さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
七々々ちゃんの想いは遂げられるのでしょうか・・・^^?
この物語の舞台は学生特区である七重島・・・かつて誰でも願いが叶えられる島を目指し、世界中の不思議な力を持つ古代のお宝が収集されました。その中心メンバーである龍ヶ嬢 七々々(りゅうがじょう ななな)が、何者かに殺害され、七重島にはかつてのお宝が「七々々コレクション」として隠されています。
この物語の主人公は、高校2年生の八真 重護(やま じゅうご)。
家業の後継を断り、父親から島流しに合って七重島にやって来る事になりました。
それだけでも大変なのですが、新たな新居には女性の地縛霊が・・・^^;
その地縛霊は、10年前に殺害された龍ヶ嬢七々々ちゃんだったのです^^;
七々々ちゃんから事情を聞いた重護は、犯人を見つけるために「七々々コレクション」を収集している冒険部に入部し・・・物語が動いていきます^^
原作未読でしたが、綺麗なキャラデザに惹かれて視聴を決めた作品でした。
主人公の重護ですが、本当はもっと色々な設定があったようですが、うまく活かしきれなかった感があります。
有り余る体力と打たれ強さ、そして物語後半での七々々ちゃんへの思い・・・これは十分伝わってきましたけれど^^;
ある日突然幽霊と共同生活を送らなきゃいけなくなって・・・
その幽霊はオンラインゲームとプリンが大好きで・・・
でも、いつの間にかその生活が当たり前になって・・・
当たり前になったら一緒にいるのが当然で・・・
そして自分の気持ちにも気付いてしまって・・・
重護の潔さは見ていて気持ちが良かったですね^^
ヒロインの七々々ちゃんですが・・・彼女は悲劇のヒロインでした^^;
可哀相だったのは、18歳という若さで殺害されてしまったことと、部屋から動けないということです・・・地縛霊なので仕方無いのですが^^;
18歳だったら、もっと外の世界を見たり聴いたりしたい・・・と思って当然だと思います。
でも、それも叶わないなんて・・・^^;
オンラインゲームが好きだったり、プリンが大好物だったりと幽霊が現実に干渉するという点において、ある程度の矛盾は感じましたが、それはご愛嬌・・・という事なのでしょう^^
そして、名探偵こと壱級 天災(いっきゅう てんさい)。
物語の中での活躍を見ると、彼女が主人公でもおかしくなかった・・・と思えたのは私だけでしょうか^^;
あの推理力は見事だったと思います・・・自称「名探偵」は伊達じゃ無かったと思いました。
CVが阿澄さんだったからかもしれませんが、彼女はこの作品の中でも魅力的な存在でした^^
あの超が付く位の上から目線も慣れてしまえば何てことありませんし・・・^^;
一番分からなかったのが星埜 ダルク(ほしの ダルク)。
天災の付き人ってところでもう訳が分からないのですが、見た目は女性だけれど実は男性・・・
そしてCVは花澤さん・・・冒険部で一番活躍できなかったキャラだったと思いますが、素材(キャラデザ+CV)が良いのでしっかりキャラが立っているんですよね〜^^
最近、花澤さん・・・この手のキャラを演じる機会・・・増えていませんか^^?
オープニングテーマは私立恵比寿中学さんの「バタフライエフェクト」
エンディングテーマはスフィアの「微かな密かな確かなミライ」
個人的にはオープニングのサビが大好きでした^^
1クール11話の作品ですが、もちろん物語としては完結していません。
11話の最後に「タビハツヅク・・・」とか「これだけじゃ終われない」などという次に繋がる何かを期待していたのですが・・・^^;
七々々ちゃんと重護の関係と行く末は・・・?
天災ちゃんは名探偵としか活躍しないの・・・?
ダルクちゃん・・・次はもう少し頑張ろうよ・・・^^;
続編を期待しています♪