Baal さんの感想・評価
4.2
物語 : 5.0
作画 : 3.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
巡る巡る世界の奥深さ
時間の関係で★の評価だけだったので
内容を少し忘れてるかもしれません。
この作品は泣きゲーというジャンルを確立してきた
keyというブランドのゲーム原作です。
世界は常に巡り、廻り、輪廻しているという
ことからのある出会いが始まりです。
そしてこの輪廻には終止符が打たれ、新たな
この先が始まる。この世界の宿命、運命は
いかなるものなのか・・・。そんなこと思わせる
作品でした。
10/10 星評価、コメント変更、追記
OPの「鳥の詩」は何度も聴くほどいい曲でした。
余談
{netabare}
この作品は運命と輪廻をテーマとした作品ですが
もし今までのことが巡り巡って来た運命に
縛られているとしたらどうなのだろうか
ここに存在していることそのものが定められた
運命だとしたら。それは奇跡なのか
それとも必然だったのか。物語では主人公は
カラスに転生した(たぶんこれも物語の輪廻の
一部なのだろう)姿で第三者的な目線でものを
見ているところがあったが、それもひとつの
何者妨げることのできない形なのだろうか。
そもそも世界は分岐し続けている。
そんな中で何が奇跡なのか必然なのか・・・
そのことを問うこと自体が廻る運命の輪なのか
分岐するさきと輪、つまり本来繋がっては
いけないはずの二つがなぜか隣り合わせに
なっている。
これが運命や宿命そして奇跡のもたらす
相反するものであり、それは決して繋がらない
はずの世界のそして自己の存在理念に
影響を及ぼしている。
とまあ、くだらないであろう勝手な個人の
解釈に過ぎないものである。
そんな考え方をする変なやつだと思うかも
しれません。お気に障ってしまったら
申し訳ありません。
{/netabare}