ニトロ博士を忘れない さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
問題児たちが大活躍!
単純な内容だったけど、正直こんな話があったらなー、というようなことがいっぱい詰め込まれた作品でした!
箱庭という世界があり、この世界では決められたルールの上ゲームを行い報酬を得るというシステムがあります、コミュニティという団体どうしで互いの合意のうえにゲームをして勝ち負けを決めるのが通例ですが、例外が存在しました、それは魔王と呼ばれる特別に強い力を持ったものはゲームを強要できるというもの。
とあるコミュニティはこの世界の魔王と呼ばれる強い力をもったものに半壊させられ、名前をとられ"ノーネーム"(名無し)にされてしまいました、そこでコミュニティ復興のために異世界から力をもったものを召喚して手伝ってもらおうとしました、というのが事のあらましで、物語の当初は異世界からこの世界に呼んでゲームを楽しんで下さいと言って聞かせましたが、ほとんどすぐ召喚された少年、逆廻十六夜(さかまきいざよい)は呼ばれたのは別のことだろうと問い詰め、ことのあらましを聞きます、しかしその厄介ごとを聞き入れると、本人は大変高揚しました、他に召喚された少女二人も自信ありげにコミュニティ復興に力を貸すと言ってくれて、物語は進んでいきます。
異世界から召喚されたのは3人で、それぞれこの箱庭ではかなり特殊で強力な力をもっています、力だけでなく知恵も相当のものです、が・・・この人たち1人ずつ物凄い自信家で喧嘩を売られれば問答無用で買い、気に入らないことがあれば堂々と意見する、それが災いして色んな問題ごと厄介ごとをひき付けていきます。
だいたいの相手は"ノーネーム"(名無し)と卑下して見下してくるんですが、そんなテングッ鼻をへし折ってくれて大変気持ち良いです、ですが完全無敵というわけではなく、しっかりこの世界の様々なゲームを、決められたルールに則り知恵と力を使って着々とコミュニティを復興、力をつけていきます。
個人的には大変気に入りました、あらかじめ特殊な力を持っているけど、それだけで解決出来ない問題をどう対処するのがが気になって面白いです。