ねねねねの さんの感想・評価
4.7
物語 : 5.0
作画 : 3.5
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
少年少女の青くさい浪漫…と思ったが
当時はリアルタイムで観てました、意味も分かないまま(笑)
演出やキャラ、テンポが軽快で心惹かれていたようです。
何年か後再度見返し、私の中で好きな作品と確立されました。
中学生でそんなありえんだろ?と思いつつも
やっぱり中学生ならではの極端なまでの感情だよなと感じます。
子どもから大人に変わる間、卵やさなぎから蝶に変わろうとする間の感情の矛盾や葛藤。
色っぽくもあり、青臭くもあり、でも魅力的で、とにかく印象深い内容が多いです。
セリフは突き刺さるものがとても多く
語呂合わせをしてるような軽快さがとても面白いです。
独特な演出や作画もそんな世界観をさらに構築してくれてます。
今後似たような作品が出ても多分これのオマージュになるんだろうなぁ。
作中「実をつけるために、花は散るのよ」というセリフがまさに?
シリアスとギャグとのバランスが良く溶け込んでおります。
やっぱりすべてくるんで独特で面白いになるのかな。
最終話は泣かずにはおられませんでした。
ナゾも残るけどそんなこたぁどうでもいいんだよ…!笑
という手放しで良かった、と思ってしまいます。
と、ただそんな表層的なものだけではないようです…。
エヴァンゲリオンといい、作品のストーリー以外で監督の意図するものがあります。
そこを意識すると頭がこんがらがってきます…
当時のアニメは前衛的なものが多いなぁなんて。