らんど~る さんの感想・評価
4.5
物語 : 5.0
作画 : 3.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
作り込まれた完成度の高いストーリー
【きっかけ】
知人のおすすめ&当サイトのランキング評価より。
【ストーリー概要】
1つのどんな望みでも叶えることが可能な代償として、町に蔓延る魔女という悪のかたまりと戦うために魔法少女として契約し、魔女の存在に立ち向かう少女たち。その先に彼女たちが見た代償の大きさと行く末...。
そして魔法少女としての桁外れの素質もつ主人公「まどか」。
「まどか」の素質の根源、魔法少女になる決断、破滅に向かう世界の行く末を描いたストーリー
【感想】
1章、2章は、しばらく辛抱。絵もまったり少女アニメっぽく、敵(魔女)キャラが迷路で抽象的な姿であり、なんかしっくりこない。
3章からは、突っ走るストーリーで、間延びなし、どんどんストーリーに引き込まれていき、1Q終了というすっきり感も◎。
内容は、ストーリー全般もだが、1つ1つのセリフもとても考えさせられる。
大人の泥臭い駆け引き(理路整然とした正当化、甘い言葉の誘導)、憎悪を呼ぶ人間心理、好き嫌いのパラダイム(固定概念)を覆すキャラクターがアニメとは思えないほど素晴らしく表現されており、作者の強いメッセージを感じる。
魔法少女の設定も、望みに応じた魔法属性が付与されるというこだわりもよく考えられており◎。
最後の感想としては、魔法少女の1人「暁美ほむら」がとても好きになりました。また、かわいい異次元ネコキャラ「きゅうべい」が嫌なキャラに。。。
最終話は、抽象的なエンディングであったが、勧めたいアニメとして申し分ない「神アニメ」作品でした。