しーこ さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.0
作画 : 2.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
哲学的SF
メッセージ性が強く、テーマがわかりやすかったので、
SF・バトルモノが苦手な私にもすごく観やすかった。
特に後半は深く、考えさせられる展開でとても好きな雰囲気。
『自分は当たり前に、本当にここに存在しているのだろうか?』
幾通りの未来があって、幾通りの自分がいて。
いろんなことを考えさせられる、ある意味哲学的な作品に感じた。
それを、量子力学とか科学的なフィルターを通してSFに仕上げてる感じで、設定もとても良かったと思う。
キャラクターも魅力的でした。特にラクリマと安藤さん、郡山さんなど大人たちが。
作画に関して、背景もすごく綺麗だったし、
シャングリラの顔のついた飛ぶやつ?とか、すごくいい意味で気持ち悪くて、いい出来だったと思う。
バトルシーンも、バトル苦手な私でも「かっこいいーーー」
と思うほど、躍動感と迫力があってよかったと思う。
キャラデザはあまり好きじゃないけど、それは置いといて。
回ごとのキャラの作画が不安定すぎて、気になって仕方なかった。
顔が違いすぎて気持ち悪い(;_;)
ひどい時は誰?ってくらい違う。それがすごく惜しかった。
あとは、展開がゆっくりなので、一気に見ることをおすすめします。
多分、一回くじけると最後まで行けない(汗)
あとは、すっごく個人的な好みですが、
主人公たちがせめて15才くらいだったら、もうちょっと展開がロマンチックだったのかな~なんて思いました。