29号 さんの感想・評価
3.0
物語 : 2.0
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
2話でピークを迎えた作品
原作は「マブラヴ オルタネイティヴ」という恋愛シミレーションゲームから派生したスピンオフ企画で、小説が連載されそれも元に漫画とアニメが製作された。
全24話。
アニメーション製作は「創聖のアクエリオン」や「マクロスF」を手掛けたサテライト。
メカニックを駆使した戦闘などはさすがのクオリティです。
{netabare}
まずこの作品の大まかな概要ですが、
1973年地球に突如襲来した異星起源種「BETA」によって人類はユーラシア大陸の大半を失った。
そして大きな進展のないまま時は進み、2001年極東の最前線を支える日本帝国では、次期主力戦術機の開発が問題となっていた。
滅亡の危機に瀕した地球を舞台に、対"BETA"戦の要である人型兵器"戦術機"の新型開発をめぐる、熱き人間たちのドラマを描いたロボット・アクション作品らしいです。
(Wikiより一部引用)
私はこの作品は地球外生命体と人間との戦いと認識していましたが、メインストーリーは違います。
1話と2話は対BETA戦がよく描かれており、結構グロいです。
進撃の巨人の1話に負けるとも劣らないヤラれっぷりで、なかなかいいですよ(笑)
ヒロインの1人でパイロットの篁(タカムラ)唯依がここからどのような経緯を辿って新型戦術機の開発に携わっていくのかなかなか興味深かったです……最後までその事は語られませんでした。
おそらく父親の意思を継いでっていう理由だったんでしょうね。
私は、1話がその後の話にいかに繋がっていくのかを重視しますが、全く繋がりません。むしろこの1話と2話の影響でストーリーにおいて大きな勘違いをしてしまいました。
後から知った事ですが、最初の1話と2話はアニメーション製作にあたって世界観を説明するためのオリジナルだったようです。
個人的には1話と2話のダークな感じが好きだっただけにその後はつまらなかったです。
対BETA戦の人型兵器"戦術機"の新型開発とその裏で蠢く陰謀、そして恋愛要素がメインストーリーで、対BETA戦はサブのサブ…。
途中から恋愛要素が強くなり鈍感主人公のハーレム路線にシフトチェンジしかけます。
最終的には人間同士で闘い、BETAとはどうなったのか描かれてません。
戦闘シーンはなかなかいいだけに本当にもったいです。
{/netabare}
唯一の見所は小野Dさんのイケメンヴォイスと女性キャラのおっぱいですね(笑)
2話でピークを迎えた作品です。
2話までの視聴ならオススメします。