「DOG DAYS' (2期)(TVアニメ動画)」

総合得点
70.5
感想・評価
717
棚に入れた
4290
ランキング
1566
★★★★☆ 3.7 (717)
物語
3.5
作画
3.7
声優
4.0
音楽
3.7
キャラ
3.9

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ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

ミルヒオーレと交わした再会の約束が守られ、シンクが再び勇者としてフロニャルドへ召喚される場面から物語が始まる。

ただし今度は、幼馴染みレベッカ・アンダーソンと従姉高槻七海(ナナミ)にも声を掛けており、レベッカはシンクとともにビスコッティへ、イギリスにいたナナミもガレットへそれぞれ召喚される。

現地では勇者帰還を祝っての戦興業が開催されており、ミルヒオーレたちと無事の再会を果たしたシンクも再び勇者として途中参戦する。

また、レオンミシェリから状況を聞いたナナミも彼女の要請を受け、「神剣エクスマキナ」を貸与されガレットの勇者として戦場に立つ。

一方レベッカは、ミルヒオーレや両国勇者から参戦の誘いを受けるも固辞するが、両国勇者の幼馴染みとして戦の中継で紹介される。

戦も前半戦が終わった頃、ずっと戦の実況中継を観ていた第3の国パスティヤージュ公国の公女クーベル・エッシェンバッハ・パスティヤージュが突如手勢を引き連れ参戦を申し込みに来訪する。

彼女の目的は、中継に映っていたのを見て一目惚れしたレベッカを自国の勇者として招き、悲願の「戦興業」に参加することであった。

クーベルの提案もあり、戦の後半戦はレベッカを賭けたパスティヤージュ対ガレット・ビスコッティ連合の様相を呈することとなる。

パスティヤージュ軍も奮闘するが、やがて連合軍の共闘戦線により次々と追い詰められていく中、それまで参戦を渋っていたレベッカは、自分と似た境遇のクーベルから説得を受けてパスティヤージュの勇者となることを承諾し、貸与された「神剣メルクリウス」を携え戦場デビューを果たす。

勇者レベッカはクーベルと共に戦線を立て直し、勝負を挑んできたシンクとナナミを同時に撃退する快進撃を見せるが、レベッカはミルヒオーレと相撃ち、クーベルもレオンミシェリの反撃でそれぞれ撃退される。

その後も続いた戦は、優勝ガレット・2位ビスコッティ・敗者パスティヤージュとなり盛況の中閉幕する。

閉幕後、レベッカは正式に勇者としてパスティヤージュに行くこととなり、ビスコッティでの三国首脳会談が終わるまでの間、3人の勇者たちはフロニャルドの人たちと交流を深める。

そして会談も終わり、勇者3人は次の戦興業での再会を約束し、レベッカとナナミはそれぞれの国へと旅立つ。

その頃風月庵近くの河原では、シンク、エクレール、ユキカゼのビスコッティ組とガレット領主兄妹から魔物対策部署立ち上げの命を受けその訓練も兼ねて参加したノワールの4人で合宿が行われ、次の戦興業に備える。

一方ガレットでは、頻発する追剥ぎ事件解決のためビオレの引率で東方街アヤセを訪れたナナミ、ジョーヌ、ベールは、ブリオッシュの兄イスカ・マキシマと出会い、互いの協力もあり犯人の追剥ぎウサギたちは捕らえられ一件落着する。

パスティヤージュでの三国首脳最終会議後、クーベルとミルヒオーレの付添いで滞在中のシンクは、ともに訪れた英雄王の丘で石碑に封じていた魔王ヴァレリア・カルバドス(ヴァレリー)を復活させてしまう。

ヴァレリーは数々の暴挙を行い、迎撃を受け包囲されるも輝力吸収技で反撃し、クーベルらは窮地に陥る。だが不屈のクーベルらに呼応し、石碑に封印されていた英雄王アデライド・グランマニエ(アデル)が召喚されヴァレリーを退治する。

その後アデルとヴァレリーは再び眠りにつこうとするも石碑の故障により叶わず、ともにエッシェンバッハ城の一室にしばらく滞在することとなる。

アデルとヴァレリーは、旧友のイスカ・ブリオッシュ兄妹とともに魔物の封印確認のため南方フレージェ砂漠の洞窟に出向く。

だが傷んだ封印刀にアデルが触れた途端破損し、封じていた吸い取りネズミが解放され、イスカを除く3人が生命力を吸われ幼児化する。

アデルは救援要請に応じた三国の勇者や騎士たちを召喚する。

途中召喚されたユキカゼやジュノワーズらが相次いで幼児化するも、アデルから勇者結晶をそれぞれ託され発動させたシンクとガウルが、盗んだ生命力で合体・成長した巨大ネズミを撃破、結晶の力で二人が一時的に成長するハプニングが起きるも、幼児化していたアデルたちも元に戻り無事解決される。

イスカたちはアヤセで捕まえ放した追剥ぎウサギの群れを見に訪れたミスハ山で、親玉ウサギと仲良くしていた若い娘の姿をした個体がいなくなったという情報を得る。

時同じくして芸術音楽祭開催中のエスナートで宝飾品の強盗騒動があり、ミルヒオーレのステージ用宝飾品も狙われるが護衛中のレベッカにより撃退され難を逃れる。

逃走者は、俊敏な動きや人を遠隔操作できる特性から土地神の子供で猫神の眷属だと判明する。

その後大捕り物が展開されエクレールとシンクが猫神に操られキスをするハプニングもあったが、エクレールと英雄結晶を発動したシンクにより猫神は捕獲されミスハ山に帰される。

またミルヒオーレのゲストステージも含め芸術音楽祭は無事閉幕する。

エクレールはシンクとキスをして以来、気持ちの整理がつかないまま三国合同興行ユニオン・フェスタの初日を迎える。

異変を察したリコッタはエクレールに戦興業にも影響が出る旨を進言するが逆上され、結果喧嘩別れしてしまう。

リコッタの意を酌んだレオンミシェリは、エクレールとの一騎討ちを提案し、「負けたら終日ガレットの突撃隊長を務める」という条件をエクレールに呑ませる。

エクレールはリコッタらの懸念どおりレオンミシェリの圧倒的な気迫を前に敗北寸前まで追い込まれるが、リコッタの謝罪と激励で仲間たちとの絆に気づき、リコッタへの謝罪とともに吹っ切れる。

その心境は光輪剣双牙として現れレオンミシェリから勝利をもぎ取る。

一方上空ではミルヒオーレ・リコッタ組対クーベル・レベッカ組の空中飛翔戦が、特設リンクではブリオッシュ対ナナミの一騎討ちが、さらに別の場所ではシンク対ガウルの英雄結晶発動同士での一騎討ちがほぼ同時期に行われた。

ブリオッシュは戦術を駆使し全力で挑むナナミに苦戦するが、神狼滅牙を発動させ勝利するもナナミがダウン寸前に放ったブーメランがヒットし痛み分けとなる。

空中飛翔戦はミルヒオーレ対レベッカの親友対決の様相を呈し、互いに最大攻撃でぶつけ相撃ちで墜落中にライバル対決を征したシンクに救助されるが、直後双方とも防具完全破壊のハプニングがありシンクが焦るというオチで幕を閉じる。

一時本陣が攻め込まれるなど総合成績も引き離される展開のパスティヤージュだが、祖国のピンチに我慢できなくなったアデル扮する英雄仮面の乱入によりまさかの大逆転で開幕戦を終える。

2日目はビーチ競技やマリンレースなどの海上戦が行われ、ミルヒオーレのステージも相まって盛り上がる。

3日目以降もリコッタやノワールが活躍したクイズ大会や、騎士と庶民との交流を兼ねた腕相撲大会など多数のイベントが行われ盛況のうちにユニオン・フェスタの戦興業部分は終了する。

ユニオン・フェスタのファイナルステージを翌日に控えたミルヒオーレは、シンクとの散歩を兼ねて訪れた風月庵で光る石を見つける。

確認中に爆発し、シンク、ユキカゼおよびミルヒオーレが巻き込まれ、正体であるイレカエコダマを加えた人格入れ替わりが起こり、シンクの身体に入ったイレカエコダマが逃走する。

その後ユキカゼの身体に入ったシンクに撃退されて爆発し自らの身体に戻ったイレカエコダマは、爆発後シンクの身体に入ったユキカゼに捕まり、その後人格入れ替わりも解除され騒動は決着する。

3勇者それぞれが他国の勇者として活動したユニオン・フェスタ最終日、クーベルはリコッタとノワールを連れエッシェンバッハ城地下伝承宝物庫を訪れた。目的の宝石箱を取ると落とし穴の罠が発動しクーベルら3人は罠だらけの地下迷宮に閉じ込められる。

その頃レベッカはシンクにクーベルが戻ってないことを確認しアデルとヴァレリーに相談する。

宝物庫でクーベルたちが窮地に陥っていることを確認したアデルたちは、救助のためレベッカとシンクをクーベルたちの下に転送する。

レベッカと英雄結晶を発動したシンクは落下する罠を押し返そうとするが逆に押し込まれる。

落下の阻止をシンクに任せたレベッカはヴァレリーから託された魔神結晶を発動させ罠を吹き飛ばし、クーベルらを救出する。

その後ミルヒオーレが歌ったファイナルステージでユニオン・フェスタは大盛況のまま閉幕する。

翌日に送還を控え、3国領主と3勇者たちは領主たちとっておきの場所でピクニックを楽しむ。

帰宅時にアデル、ヴァレリーおよびイスカが訪れ、アデルとヴァレリーは勇者たちにはなむけの言葉を伝え、イスカは領主たちにご所望の品々(後に若手騎士による慰労会で勇者たちへの手土産として渡すことになる万能刃物や料理包丁)を手渡す。

慰労会も終わり、ガレット組と別れフィリアンノ城に戻った両国領主と勇者たちは、それぞれ個別同士で胸中を打ち明けあう。

送還の儀を終えて別れの時、ガレットから帰還するナナミおよびビスコッティから帰還するシンクとレベッカは、それぞれの領主からリコッタが見つけた新型召喚の条件でもある品をはなむけの言葉とともに託され、ナナミは自宅のソファーに、シンクとレベッカはシンクの部屋に戻る。

シンクたち3人はそれぞれ無事に戻り、想い出も約束の品もしっかり持ち帰っていることに安堵する。

夏休みも終わりに近づき、一緒に図書館に行くためレベッカを待つシンクは、髪を下ろし大人びて現れたレベッカに見惚れ、クーベルから託されたペンダントの想い出と相まって、初めて「レベッカ」と呼びかける。

シンクに名前で呼ばれるのが念願のレベッカだが、恥ずかしさのあまり「当分はベッキーでいいです」などとシンクを困惑させる。

だがそのやりとりは、互いに好きだと告白しあうきっかけを生む。物語は、勇者3人で再びフロニャルドへ行くというレベッカの決意で締め括られる。




*今のとこ3期まで出てるから見るなら1期から見たほうがいいです。

投稿 : 2015/02/18
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