HIRO さんの感想・評価
3.6
物語 : 1.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
感想。
P.A.WORKSさんの作品にはお気に入りが多く。
2014夏アニメのお勧めに入れたので、レビュー書かなくっちゃって思ってたんですけど・・中々筆がすすみませんでした。
まあ、感想を一言で表すと「西村純二監督」やっちゃいましたね。
西村監督の作風は、なるべくセリフを少なくして映像で雰囲気を表現するのが得意で、空気感の表現、映像美からファンも多いのですが、
今回は、「策士策に溺れる」作品になってしまいました。
何方かレビューに、静止画が多いって書いてましたが、
ハーモニー処理確かに多かったと思います。
(※ハーモニー処理: 背景は綺麗な絵、セルはベタ塗りというのが普通のアニメですこれを見せたい時に、セルと背景を合わせて質感を加えて1枚画とします劇画タッチ、リアルタッチに、絵画タッチ、絵本タッチなどに加工されます基本的に止め絵です昔はよくシリアスなシーンのラストカットなどで使われてました。)
また建物を真俯瞰ショット(真上から撮る撮影方法)で撮ってますが、まるで三国町の観光ビデオのようでした(笑)
あと、駆君が、転校してしまったのか?そもそも駆君は透子の想像の世界の人物だったのか?どちらのもとれる終わり方はやりすぎじゃないかと思う。
次回作に期待ってことで筆をおきます。
あらすじ
ガラス工房を営む一家の娘・深水透子は、友人の家にあるカフェ「カゼミチ」を友人たちとの憩いの場所にしている。高校3年の夏休み、彼女たちの前に現れた転校生の少年・沖倉 駆は、透子に、自分には未来の声が聴こえると語りかける。もし、あらかじめ未来を知ることができるのなら、自分は何を望むのだろう? 感じたことのない動揺を覚えながらも、透子は胸の中に、放っておけない感情が生まれていることに気が付く...。
舞台:今回は福井県坂井市三国町が舞台になっています。
原 作:カゼミチ
監 督:西村純二
副監督:安斎剛文
シリーズ構成:佐藤梨香・西村ジュンジ
キャラクターデザイン・総作画監督:竹下美紀
美術監督:本田敏恵
撮影監督:並木 智
3D監督:春田幸祐
色彩設計:中野尚美
編 集:高橋 歩
音響監督:辻谷耕史
音 楽:松田彬人
オープニング主題歌:「夏の日と君の声」ChouCho
エンディング主題歌:「透明な世界」nano.RIPE
音楽制作:ランティス
プロデュース:インフィニット
アニメーション制作:P.A.WORKS
キャスト
深水透子 :深川芹亜
高山やなぎ:早見沙織
永宮 幸 :種田梨沙
沖倉 駆 :逢坂良太
井美雪哉 :島﨑信長
白崎 祐 :山下大輝