ようす さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
女の子の憧れ・ディズニープリンセス。ミュージカル調で描かれる真実の愛。
今、ちまたで話題の作品。
世間がもてはやせばもてはやすほど、関心が薄れていくというひねくれた性格の私には一切興味が持てない作品でした(笑)
音楽もよく耳にするけど、あまり良いと思えなくて。
でも職場でじわじわと流行していて、とうとう仕事でもアナ雪のパロディを使う場面(ほぼ遊びですがww)が増えてきたので、
テレビ放送まで待ってらんないなー、となり、観念して見ることにしました。笑
●ストーリー
触れたものを凍らせたり雪や氷を作る魔法の力を持って生まれたアレンデール王国の王女・エルサ。
エルサを救うため冒険の旅に出る妹・アナ。
2人の姉妹がメインヒロインです。
ストーリーは、わかりやすいです。
子どもにも人気だし、子ども向けかなーと思っていたけど、大人でも普通に楽しめました。
でもこれは女の子が好きなストーリーだと思います。
2人のプリンセスが様々な困難、冒険、緊迫した場面に立ち向かい、真実の愛にたどり着く。
夢見る女の子には、さぞ憧れで胸がいっぱいになるだろうと思われるストーリーでした。
●キャラクター
エルサとアナのダブルヒロインです。
アナは、まさに”ディズニープリンセス”って感じがしますね。
美しくて、品があって、おてんばで、破天荒で、行動力があって、芯がある。
こりゃ日本中、いや、世界中の女の子のハートをわしづかみにしてしまったのも納得です。笑
そして素敵な王子様との出会い…まさに理想のお姫様です。
キャラデザは、ぽっちゃりバービー人形みたいで、見る前から苦手だなと身構えていました。
が、表情や動きが人間にとても近くて、なめらかでリアルで、つい見入ってしまう場面も多かったです。
●音楽
これがいい!!
この作品の見どころは、まさにここ!!音楽です!!(興奮)
全編にわたって、ミュージカルのように展開されるストーリー。
そして挿入される歌。
壮大で重厚な音楽と、響きのある歌声にうっとり。この作品を見てよかったと心から思いました。
【「生まれてはじめて」/アナ・エルサ】
特に気に入ったのは、この曲。
アナのパートから始まり、後半はエルサとの掛け合い。
もう…たまりませんでした。
アナ役・神田沙也加さんは演技もはまってたし、歌声も美しいし、すっかり好きになりました。
【「Let It Go」/エルサ】
そして次に印象に強く残ったのがこの曲。
この作品の主題歌でもある曲です。
今までよく耳にしていたけど、そんなに好きではありませんでした。
でも作品を見て、印象が変わりました。
映像とマッチした演出には鳥肌が立ちました。
そして映画を見た帰り道にはこの曲が頭の中でエンドレスリピート。
なんと頭に残る中毒性の高い曲なのか…だから流行るんだな、と思いました。笑
友人が「この曲は、松たか子だからいい!!」と熱弁していたけど、確かにその通りかも。
●まとめ
全体的に評価は高めだし、見てよかったとも思いました。
が、わざわざ見に行かなくてもよかったな、とも思いました。笑
幼稚園や小学生の女の子が好きになるのは納得なので、お子さんと一緒に家族で見るのがおすすめな作品かな。