HIRO さんの感想・評価
4.1
物語 : 5.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
神様は、頑張って、頑張って、頑張った者にやさしく微笑むんだね。
(あらすじ)
そらには子供のころに交通事故で他界した両親と一緒に観たカレイドステージの楽しかった思い出があり、いつしか自分もカレイドステージに立つことを夢見るようになる。16歳の時にオーデションを受けるために単身渡米するが、オーデションには遅刻してしまう。カロスの特別扱いで入団するもそのためにステージ演技者全員から敵視されることになってしまう。
(感想)
そらの困難に正面から立ち向かう姿勢にすごく惹かれます。人は困難にぶつかるとそれを避けて通ろうとするが、困難に立ち向かって行く者だけが新しい世界にたどり着けるそんな気にさせてくれる。
又、そらの持つ人を引き付ける魅力と天性の明るさが逆境をもエネルギーに変えてしまうそんな物語です。
39話で、他の人を蹴落としてでも手に入れるサーカスフェスチバルの優勝に違和感を感じて棄権しちゃうシーンでは、思わずまけるなそら!って言ってた。その後レイラが「あなたはフェスティバルを汚した最悪だわ、真剣勝負の舞台の上から逃げ出した。見損なったわ。」っていってるんだけど正論だと思う。
リアルの世界では、アメリカのショービジネスは長いことマフィアが仕切っていたし、映画でも「ブラック・スワン」が作られたり、ロシアボリショイバレエ団の硫酸事件など、ショービジネス世界は嫉み、策略、お金、スキャンダルにまみれスポットライトの当たっていないところはけして綺麗な世界ではない。
それでもそらは全ての人の心が1つなる為に”天使の技”を完成させみんなの前で演じてみせる。 v(=^0^=)v
そらが目指していたみんなが楽しめる争いの無いステージが完成した瞬間です。
生き馬の目を抜くようなショ-ビジネスそんな世界に飛び込んだ16歳の少女、苗木野 そらのサクセスストリー(´∀`)
2003年作品なのでキャラクターデザインで最初は気になっていた三角の尖った鼻も、そらが大好きになっていくにしたがっていつしか愛らしく感じるようになってきました(笑)
アニメーション制作 :GONZO DIGIMATIONさん
CV(敬称略)
苗木野そら:広橋涼
ミア・ギエム:西村ちなみ
アンナ・ハート:渡辺明乃
レイラ・ハミルトン:大原さやか
ユーリ・キリアン:千葉進歩
フル・フール:子安武人
サラ・デュポン:久川綾
ケン・ロビンス:下野紘
カロス・永戸:藤原啓治
ポリス:石塚運昇
マリオン・ベニーニ:折笠富美子
ジョナサン:小桜エツ子
ロゼッタ・パッセル:水橋かおり
メイ・ウォン:中原麻衣
レオン・オズワルド:櫻井孝宏