ヌンサ さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
舞台版とかもいつか見てみたい
小さいころ、昔のアニメの名場面を紹介するテレビ番組で最終回だけは何度も見たことがあったのですが、最初から最後までしっかりと視聴したのは今回が初めてでした。
19話から大好きな出崎統さんがチーフディレクターを務めているということもあって、出崎演出を所々で堪能することもできました。逆に序盤では、長浜忠夫総監督による独特な演出(巨人の星で用いられていた、キャラクターの大げさな振る舞いのこと)も大変興味深かったです。
ストーリーを見て感じたことは、オスカルの立ち位置は新撰組とちょっと近いのかなと思いました。ただ、終盤になると一般市民に味方してしまうという点では大きく異なりますが。オスカルも一般市民に味方するんだったら、もっと序盤にマリー・アントワネットを上手く言いくるめて(笑)人々の生活を改善させることができたのでは、と思ってしまいました。
史実を知っていただけに、新撰組が出てくる作品とかに比べるとそこまで主人公側に同情することはできませんでしたが、最終回はやっぱり感動しました。