にゃっき♪ さんの感想・評価
3.4
物語 : 2.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
any dragon eats something strange with good appetite
竜族をはじめ七つの種族が暮らしている森と水の星、アクアフォールを舞台にしたギャグ要素の強いバトル作品です。
隕石から出現したエイボリアスの侵略からアクアフォールを守る防衛隊をつくろうとしている妖精シロップを案内役に、水を操り兄を探すレヴィアタン、炎をコントロールするわがままなお嬢様のバハムート、怪力で心優しいヨルムンガンドの竜族の三人の少女の冒険が始まります。
竜族と言っても普段は耳が尖がっているくらいで、変身すると角や羽根、尻尾が生えてパワーアップしますが、長くは持たず魔力が尽きると元に戻ってしまいます。温泉回もありますが、竜族なので水着の代わりにウロコが生えていますので、期待されている方はそのつもりで視聴してくださいね。
ストーリーは分岐のないRPGのようで、次に訪れる場所が次々と特定されます。
いざというときに召喚できるガーディアンのユルルングルやファイヤードレイクを仲間にくわえたりしながら、3人が協力して中ボスを攻略していくワンパターンの繰り返しですので、単純明快でわかりやすいとも言えますが、キャラに魅力を感じられないと、緊張感のない緩いストーリーを退屈に感じる方もおられるでしょう。声優陣は豪華ですが、ギャグは下品なものもあり、いつも腹ペコで食事のシーンが目立つ作品で、変なものも口にしてますが、竜族だからいいのかな。
シリアスな作品の合間に、箸休めを探しておられるなら視聴してもよろしいかと思います。