HAL さんの感想・評価
4.7
物語 : 5.0
作画 : 3.5
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
ジューシーからあげNo.1
一話冒頭で岡部倫太郎が語り始めた瞬間、なぜだか「これは凄そう」と感じ
PC版を注文していました。
「宇宙には、始まりはあるが終わりはない。無限」
セリフが耳に入った瞬間、ゾクゾクしました。
宮野真守さんの落ち着いたトーンでした。
その直後、まゆりとのコミカルな会話への流れが良かったですね。
二話が始まるまでに全てのルートをクリアしていたと思います。
私はあまり原作やゲームを買う事はないのですが、STEINS;GATEだけは
別でした。また、ストーリーを知りながらもアニメ版を楽しめました。
謎をばら撒き、混乱させて引き込むのではなく、シンプルな脚本で
人を引き込む素晴らしい作品だと思います。
タイムトラベルや科学用語が出てくる作品としては、難しさを感じさせない
丁寧で秀逸な作り。
終わった後も「なぜ?」を残さない所にも好感が持てますね。
ラストまでの全ての回が「早く次回を観たい」と思わせる力強さを見せ
全ての回が面白かったです。
{netabare}
まゆりの死を繰り返し体験して精神的に弱っていきながらも
彼女の為に厨二言葉を続けて強がる演技に驚愕です。
宮野真守さんは本当に素晴らしいですね。
前半の陽気な岡部と後半の窮地に立たされる岡部の演じ分けは凄いの一言。
一話ラストの牧瀬紅莉栖生存、二話ラストのゲルバナ。
セルン、ゼリーマンズレポート、Dメール……次々と惹きつけられる展開に
はまり込んでしまいました。
自分や周りを変える為の過去改変物は多いのですが
自分のした事を直す為に再び過去改変というのも面白い展開ですね。
まゆりが撃たれ、タイムリープする時の「飛べよぉぉぉぉぉお!」は
感情が昂りました。
気になる点は、ラウンダーが少しチープだったかな、という所だけ。
最後に桐生萌郁と椎名まゆりが握手していたシーンは泣けました。
{/netabare}
同じく5pb.開発の「ROBOTICS;NOTES」がアニメ化されていますが
この「STEINS;GATE」のキャラクターも出てきます☆