「ちはやふる(TVアニメ動画)」

総合得点
91.1
感想・評価
4135
棚に入れた
18828
ランキング
42
★★★★★ 4.1 (4135)
物語
4.4
作画
4.1
声優
4.1
音楽
4.0
キャラ
4.2

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ネタバレ

じょー さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

素晴らしい作品に出会えて良かった。二期も期待したい、、、売れてないけど

最後の最後まで、本当に正統派のスポ根を貫いてくれました。結局にヒロインは顔芸要員で、全然ヒロインらしくないのですが、登場人物の中で最もカッコ良くて、成長が逐一伺える、まさに”ヒーロー”でした。そして、思いが報われない、”ヒロイン”完璧超人なのに、男性からこれだけ感情移入されるキャラもそうないかと。最後のエンドカードで、1年生がちょっとだけ登場は2期を期待させてくれます。2年生編では、これ以上にもっと熱いエピソード満載なので、是非2期を・・・・・

登場人物全てに関して、エピソードや背景の深掘りがなされ、非常に物語に入りやすいアニメです。最初から最後までわかりやすく丁寧につくられていました。日テレの深夜枠の独特な場所でこそなのですが、是非早い時間に放送して、家族で見て欲しいアニメでもあります。

さすがに原作が一流の作品なので、アニメ作る側は大変だろうとは思いましたが、原作の雰囲気もそこなわず、綺麗に最後までまとめて来ましたね。手放しで褒められる最高のアニメだったと思います。

以下過去レビュー
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14話「はなよりほかにしるひともなし」

10話以降、熱血スポ根展開が、続きます。地区大会を経て全国大会。そして、いよいよ、真打ちの登場。だんだんと少年誌顔負け、いやそれ以上の熱い展開です。いよいよちはや覚醒しました。ほんとに、1クール終わって、ラブ要素全くなしで、胸熱バトル展開ですが、少女マンガ原作です。来週はハンカチをお忘れなく。
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10話 「ゆくもかへるもわかれては」

とうとう、高校選手権が始まります。部員集め、合宿での絆づくり、そして団体戦と、チームとしてのかるた部、盛り上がってきました。感動の西校戦までです。そして、前半の山場になるであろう、北央高校戦を迎えます。

ここまでの流れは、本当に丁寧に丁寧に作られているなと思います。原作を読み込み、ほぼ原作通りながらも、シーンによってはペース配分を変え、2コマだけであった、肉まん入部をオリジナルでふくらまして深みをつけたり。作品に対しての愛情に恵まれた原作ですね。原作のレベルの高さもあるのですが、これほどまでの、素晴らしいアニメになるとは思いもしませんでした。

やっぱりアニメでもかなちゃんは天使。そして原作以上に太一はイケメン
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6話「けふここのへににほひぬるかな」

いにしへの奈良の都の八重桜。優雅な歌ですね。

そして、個人的に超お待ちかねのかなちゃん登場。かわいくて、ロリ巨乳で、和服好きって、僕の為のギャップ萌えです。僕にも百人一首一から教えてほしい。アニメでは、原作以上にかわいかったですね。茅野さん、割と元気なキャラの印象が強かったのですが、かなり見直しました。

もうお気づきかと思いますが、このキャラクターは、百人一首のスポーツでない側面の象徴。歌であり、文化であることのリマインダであります。’あの札の向こうに色も温度もある世界’を解説する、かなちゃんの台詞に注目です。

それにしてもマッドハウスさん丁寧につくってますね。これはいいアニメになりそうです。
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5話「よはのつきかな」

紫式部の歌、めぐり逢いて 見しやそれとも わかぬまに 雲隠れにし、夜半の月かな

お節介かもしれませんが、この歌は後ほども出てくると思いますので、覚えてる方が楽しめるかも知れません。
恋する人を思う歌、せっかくめぐり逢ったのに夜半の月のようにまた帰ってしまうのですね。千早の気持ちを表したものか、新の気持ちを表したものか、Bパート後半は王道でしたが、泣かされました。原作読んでる時には気付かなかったのですが、太一報われないオーラが半端ない
「イライラする、思い通りにいかない、楽しくない、でも、そばにいたい」リア充の中のリア充キャラなのに、こんな切ない言葉がでてくるので、ちょっとキュンとしました。

そして来週は、かなちゃんです。やっと出てきた。楽しみです。
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4話「しづこころなく はなのちるらむ」

紀貫之のあまりにも有名な歌ですね。残念ながら、先週の予想は、「別れ」を主に歌った歌を選んだのですが、外れでした。

「青春全部掛けてから言いなさい」って、ある意味凄い言葉ですよね。言い訳を全く許さない。ちはやふるの中でも名言かと思います。

OPの映像が少し変わりましたね。高校生編用でしょうか?高校のかるた部メンバーも出てきました。そして、僕のかなちゃんは6話から登場とのこと。楽しみです。
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3話「ふれるしらゆき」

吉野の里にふれる白雪。6字決まりの大山札。雪の中の情景、太一の源平戦での札とアニメでの雪合戦のシーンが重なります。小学生編の最後、意外に結構早いペースで、話が進みますね。でも編集の仕方が上手くて、ちょっともったいないシーンを削ったりもしてますが、上手くまとめてきました。まだまだ、本番はこれからですが、これで最終回でもいいくらいの綺麗な終わらせ方でした。来週から高校編、かなりグッと来る展開ですので、楽しみです。

来週の副題、「ともならなくに」「いまはこいしき」「みもこがれつつ」あたりと予想。

かなちゃんまだかな~
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2話「からくれないに」

2話副題は、ちはやふるの下の句。小学生編その2です。いろいろと盛り上がってきてますが、小学生編は序盤。さらにおもしろくなるのはまだまだ後ですとハードル上げても大丈夫でしょう。2話時点では、良作揃いの今秋でもベスト3に入る出来。今回は真島太一が悪役でした。多少端折ってはいるのですが、物語の流れもよく、不自然ではなく綺麗にまとめています。メガネなしハンデのシチュエーションを演出することで、早くもスポ根の片鱗を見せてきました。これだけの丁寧さを、最後まで続けてくれれば良作まちがいないのですが、マッドハウスさん

「女の子が空から降ってくるアニメは名作」(引用2ch)の法則は発動するのでしょうか?乃絵とか、ヒナギクとか、木の上の妖とか、ランカとか、シータとか

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1話「さくやこのはな」

1話副題は競技百人一首の序歌。まさに始まりにふさわしい一話でした。原作のファンなので、どういう導入をしてくるのかと心配していたのですが、正直いって期待以上の出来です。秋は一見さんお断りな信者向けアニメ(ホライズンとかFateとかシャナとかマジ恋)が多いので、こういう入り方は素直にいいですね。いわゆる高校生編の導入部から小学生編へ続きます。

人物描写がしっかりしているのは、原作がいいのか、マッドハウスの作りがいいのか、今期1話では、今のところ一番の出来かと思います。絵の作りは素晴らしかったですね。原作より綺麗に書けているくらいではないかと思います。

ただ、百人一首のシーンがすこし地味でスピード感がなかったので、ここら辺はどう表現していくのか期待したいです。

以下視聴前レビュー
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原作既読 

アニメや漫画の題材としては非常に珍しい、競技かるたを題材とした物語です。女性向けでしたので、ご多分にもれず、美男美女が主人公をつとめますが、もう一つ珍しい事には、恋愛要素がほとんどありません。といっても日常系にはほど遠く、完全にスポ根と考えていいかと思います。

一つの面白さに、スポ根ものだと、競技中は、どうしてもユニセックスになってしまうのですが、百人一首を題材にすることにより、スポ根でありながら文化系、すなわち男女が同じ土俵で同じ競技を行う楽しみがあります。

原作は講談社漫画賞、「このマンガがすごい」2010女性部門1位、漫画大賞2009、本屋大賞などなどの評価の高いマンガ賞を総なめしています。

制作はマッドハウス、監督はCC桜の浅香さん、CCのチームでしょうか、あまりひどいことにはならなそう。スピード感をどう表現するのか、実写では難しい作品なので、アニメ化に期待です。百人一首の詠みとかは本物に期待したいですね

綾瀬千早役は、現役高校生である瀬戸麻沙美さんが抜擢。一人称の多い真島役は宮守さん、ここらへんは固いかな。

小学生時代の原作1巻からスタートするようです、25話2クールなので、結構話はすすみそうですね。

投稿 : 2012/03/28
閲覧 : 567
サンキュー:

60

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